アートの日☆廃材あそび2月

2018.03.06
生活クラブ風の村保育園八街
2月6日~8日、園庭にダンボール・空き箱やカップなどを出し、廃材あそびをしました。

○広げてお家に○

ダンボールを自分たちで引っ張り、好きなところへ運んでいきます。
滑り台を建物の屋根に見立てて、家を作るつくし組の女の子。
自分たちだけの特別な空間ができあがり、その中で並んで横になったり、くつろいでいました。
園庭の花壇でもダンボール素材の薄いシートを広げていました。
かぜ組の子どもたちもダンボールを敷いて家を作っていました。
しっかり靴も脱いでいます。
ゴロゴロできる部屋、何か作業をする部屋と、家の間取りが子どもたちの中で決まっているようです。

ダンボールの家で過ごす子どもたちの手には、ダンボールで作った絵本やスマートフォンが。
スマートフォンを片手にお出かけをして、友達同士で電話もしていました。

○ダンボールカッター○

箱に窓を開けたいという女の子。
どんな形で切ろうか考え、線を引いてからカッターで切っていきます。
分厚く硬い素材のダンボールでしたが、時間をかけて根気強く切り続けていました。

様子を見ていた子どもたちが「ダンボールカッターやりたい!」と集まってきました。
これから繰り返し大人と使っていって上達していく1・2歳児、順番に大人に手を添えてもらいながら楽しんで切っていました。


○廃材が動物に変身!○

 廃材の紙皿を見つけ、まわりをチョキチョキはさみで切りました。
ぐるっと1周切り終えたところで、「切ったところを曲げると形が少し変わるよ」という大人の声を聞き、紙皿の縁を広げていきます。
「ライオンみたいじゃない?」と自分で言った一言をきっかけに、この紙皿でライオンを作ることを決めました。
黄色と茶色のペンで顔を描き、ひとまず完成!
毛糸も使ってみたくなり、ライオンバックを作ることに決めたようです。
はさみで切った毛糸をガムテープでつけていました。

○立体のお家○

壁も床もダンボールで作った家ができました。
よく見ると家具とも思えるようなものも置いてあります。
誰が見ても立派なお家ですね。
入りたいと思う子もたくさんいて、様々なクラスの子が出入りしていました。

○ガムテープ○

 小さく切ったガムテープをダンボールに貼ったり、剥がしたり。
ガムテープの剥がれる感触など、遊びを楽しみながら、
手先の動きや力の入れ方を考えて、
経験として積んでいっているのだと思います。
  
寒い日が続く2月ですが、
作業に集中して寒さを忘れたり、ダンボールの中に入って風よけにしたり、ダンボールの上で友だちと肩を並べて過ごしたりと
心も体も温かくなるような廃材あそびでした。
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