ご挨拶

生活クラブ風の村は、「赤ちゃんから看取りまで」、人生のすべてのステージで必要とされる支援、応援をすることをめざしています。設立は1998年、まだ若い法人ですが、千葉県内屈指の規模に成長しました。高齢者介護から出発しましたが、どろんこで遊べる保育園が欲しい、重度の障がいがある子が安心して過ごせる通所施設が欲しい、親と一緒に暮らせない子どもたちが元気に暮らせる家が欲しい、こんな願いを一つひとつ実現してきたら、赤ちゃんから障がい者、お年寄りまで、幅広い事業をおこなう法人になりました。

また、「生活クラブ安心支援システム」と名づけて、地域で孤立している人たちを社会の一員として迎え入れるための活動をおこない、さらに、さまざまな理由で、働きたいのに職を得られない人を職場に迎え入れる「ユニバーサル就労」にも取り組んでいます。障がいがある方はもちろんですが、そうでなくても、人は大なり小なり、働きづらい事情をかかえています。そうした事情をカバーし合って、誰もが働きやすく、働きがいを感じられる職場づくりをめざしているのです。

この国は、貧困・格差が年々拡大しており、今や、6人に1人が相対的貧困状態にあります。特に、ひとり親家庭が深刻で、半数以上が貧困状態なのです。こんな状況を放置していいはずがありません。私たちは、目の前の一人の人をしっかりと支えるとともに、誰一人として孤立せず、排除されない「地域共生社会」づくりに取り組んでいきます。

生活クラブ風の村 理事長 池田 徹