2015.11.30

「『戦後』の墓碑銘」と昨日の花

「『戦後』の墓碑銘」は、白井聡氏の最新刊です。株式会社金曜日から出版されました。週刊金曜日に連載していた論考をまとめたものだそうです。白井聡氏は「永続敗戦論」をこのブログでも紹介しましたが、変わらず、切れ味がいいです。まだ読み始めたところですが、昨今の国政選挙の異常ともいえる投票率の低さを「国民の消費者化」と述べているところが面白い。(面白いなどと言っている場合ではないのですが)
「消費者化」は彼の専売特許ではなく、想田和弘氏の言葉のようですが、「レストランで食事をすることと選挙で投票することの区別がつかない状態を指しています。レストランでは、メニューに食べたいものが一つもなければ退店することができる。このようなお買いもの感覚をそのまま選挙に持ち込むことを消費者化と言い、「愚昧な行為」と批判する。白井は、「低投票率問題に表される意識の消費者化こそが現代日本の多くの社会問題の根底に横たわっており、また政治における緊張感の欠如が事ここに及んでも許されている根本要因に違いない」と述べます。本当にその通りだと思います。国政選挙の投票率が50%、地方選挙では20%代も珍しくないという現状が続く限り、この国の未来はありません。本来、政治家はすべからくこの状況を危機ととらえ、投票率の向上のために左右を越えて連携すべきですが、投票率が低いほど組織政党に有利という私利私欲が先行し、一向に政治課題にならないというのも本当に情けない。

さて、昨日の花です。来週、クリスマスデコレーションをする予定で、今回は、そのプレ企画といったところです。

ツルウメモドキは、額縁として先週のまま使っています。中にカーネーション、綿、ウメモドキ、ヒバを入れました。

バラ、ユリ(先週の残り)、カスミソウ、ヒムロ杉

なでしこ、レースフラワー、ヒバ、ドラセナ

バラ、ドラセナ