2013.12.01

今日の花と本3冊

 節気は小雪、その次候「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)が今日まで、明日からは末候「橘始黄」(たちばなはじめてきばむ)です。橘についてのトリビアはhttp://www.kannonyama.com/shopdetail/012000000001/でどうぞ。
今日は、4ヶ所の花をすべてクリスマスバージョンにし、クリスマスが終わるまで花入れに行かなくて良いようにしました。3週間、楽ができます。

ところで、最近、北海道大学准教授の中島岳志氏を読んでいます。「リベラル保守宣言」(新潮社)の帯には「左翼も、今の“保守”も支持できない」と嘆く人へ。「リベラル保守」という新たな道もあるー。「保守vsリベラル」という不毛な対立を解体し、この国のあるべき「思想のかたち」を探る意欲的論考。」とある。彼の論考を全面的に支持します。

 著者があとがきで明らかにしていますが、この本は当初NTT出版から発行される予定でした。しかし、第3章「橋下徹・日本維新の会への懐疑」の章の全面修正を要求され、これを拒否し、出版が中止されました。「NTT出版は、NTTという公共的な親会社のもとにあるため、特定の政治家や政党に対する批判を出すことが問題になるのです」というのが理由だったのです。愕然としますね。こんな過剰忖度、自主規制が行なわれているとは。

 もう1冊は「脱グローバル論 日本の未来のつくりかた」(講談社)です。これは、2年前に橋下徹氏に敗れた前大阪市長、平松邦夫氏が代表を務める「公共政策ラボ」(http://www.with-ppl.jp/ppl/)が主催した連続シンポジュームの内容をそのまま本にしたものです。平松氏がコーディネーターを務め、中島岳志氏をはじめ、内田樹氏、小田島隆氏、高木新平氏などがパネリストになっています。

 いずれも、とてもわかりやすく、この国のあるべき方向性を提示してくれています。ついでにもう1冊、未だに「あまちゃんロス」から立ち直れずにいる私のような人にお薦めです。「ありがとうあまちゃん大研究 じぇじぇじぇ‘JJJ?」(大日本あまちゃん研究会編 竹書房)、帯には、「「おらたち、熱かったよね!」夢と感動と爆笑、すべてがこの1冊に!もうあまロスなんて恐くない!あらゆる謎と情報を網羅したあまちゃん研究の決定版」とあります。ただし、看板に偽りあり、読み進むほどに、あまロスがひどくなることを覚悟して下さい。