2012.12.01

入院1週間が経過しました。

 先週の金曜日に緊急入院して1週間が過ぎました。足の状態は、入院後3日間くらいは日に日に悪化していることが素人目にもわかりましたが、その後は少しづつよくなっているようで、これなら切断の恐れは薄まったと思うのですが、担当医はまだ安心できないとのこと、まだしばらく何とも言えないようです。確かに、昨日と比べて今日は、腫れている部位がまた広がったように見えます。
 先日見舞いに来てくれた職員に、「義足になったらなったで、これまでのように年に何回も化膿しては自分で剃刀で開いて膿を出すようなこともなくなるし」と言ったら、「池田さん、足を切断したら、次の日から義足が履けるわけではないんですよ。半年から1年くらいかかるんじゃないかと思いますよ」と言われて、「そうか、それは困るな」と深く納得し、それ以後は、ひたすら「左足、頑張れ!」と祈るようになりました。

 昨日からようやく2013年度事業計画案の原稿書きを始めました。何とか4~5日中に書き上げたいと思っています。

 ところで、いよいよ総選挙ですね。どこにも入れようがないと思っていたら、突然、滋賀県の嘉田知事が「日本未来の党」を立ち上げました。まだ公式に公約が発表されていませんが、大筋、民主党が2009年の総選挙で掲げたマニフェストの焼き直しになりそうです。嘉田さんは、小沢傀儡の批判に対して「小沢さんを使えないで官僚は使えない」と反論していましたが、やはり、卒原発以外の政策は小沢一郎氏の強い影響を感じざるを得ません。特に、消費税問題で、「まず無駄を排してから」と発言したことには、はっきり言ってがっかりしました。3年前に、無駄を削減すれば増税しなくても20兆円近い財源が生み出せると、手品のようなことを言って、結局1兆円そこそこしかひねり出せなかったことを、嘉田さんはどう考えているのでしょうか。知事を務めておられるのですから、国、自治体の歳出の多くは固定費で、魔法でも使わない限り5%の消費税に相当する13.5兆円という天文学的なコストダウンができるわけがないことくらいわからないはずないと思うのですが。

 ただ、未来の党には一定の期待を持ちたいと思っています。ちょうど今日の朝日新聞に、京都大学大学院教授、佐伯啓思さんの発言が載っていますが、彼が言う通り、現在の世界と日本の混迷の最大原因は新自由主義、市場万能主義です。サッチャー、レーガンに始まるこの流れは、日本では小泉政権で加速し、その結果、労働者がモノ化して、貧困、格差が拡大しました。生活保護受給者が210万人を超える異常な状況に陥っています。私は、脱原発と新自由主義は相いれないと思っています。維新の会もみんなの党も、市場万能主義で小さな政府を志向しています。ですから、どんなに脱原発と言われても、根本のところで信用できません。

 第3極が、威勢のいい国粋的、新自由主義的な潮流しかなかった中で、未来の党の誕生はもう一つの選択肢を与えてくれるという意味で歓迎したいと思うのです。

 いずれにしろ、総選挙後にはもう一段の政界再編が行なわれるべきだと、私は思います。新自由主義勢力と、それに対抗する「社会的ー市場経済」(「経済学の犯罪」佐伯啓思著、講談社現代新書)が、その対照的な思想性にふさわしい、続原発VS脱原発、TTP推進とTPP反対に分化するような再編を。「社会的ー市場経済」の詳しい内容については、別の機会に紹介したいと思います。