2013.10.21

国際ユニバーサルアートタウン設立準備会

 1週間前のネタになるが、先週の火曜日10月15日夜、台風が接近する荒天のなか、市川で「国際ユニバーサルアートタウン第1回設立準備会」が開催された。何度か紹介してきた構想が、いよいよ、本格的に始動することになったのだ。
 ユニバーサルアートとは、障がいを持つなど、さまざまな理由で生きづらさ、働きづらさを抱える人たちによる芸術活動のことだ。アール・ブリュットという言葉がある。フランスの画家ジャン・デュビュッフェが1945年に提唱した概念で、直訳すると「生(き)の芸術」という意味だ。正規の美術教育を受けていない人が自発的に生み出した絵画や造形のことを指す。元々の意味に「障がい」とか「障がい者」という概念は含まれていないのだが、アール・ブリュットと言えば、知的障がい、精神障がいなどを抱える人たちの優れたアート作品を指すようになり、近年、世界各国でその芸術性の高さが評価され、作品が高額で売れるようになっている。

 私たちは、市川市を舞台に、さまざまな分野のアール・ブリュットが花開くことを夢見て、国際ユニバーサルアートタウンの設立を目指すことにした。最初に取り組むのはミュージカル劇団の創設だ。市川には、10年間ミュージカル公演を中心に活動してきたNPO市川市民文化ネットワーク(http://ichibun.net/)がある。このNPOが知的障がい、自閉症などを持つ当事者、親、市民等による「チャレンジドミュージカル」(http://ichibun.net/challenged/)を8年に渡って継続してきた。今後、私たちは新しく社会福祉法人を設立し、この活動を引き継ぎ、障害者就労事業として継続、発展させようと考えたのだ。10年後には、国内は言うに及ばず、世界各国でミュージカル公演を実現させようと夢想している。この「大人の夢」に賛同して設立準備委員に就任して下さったのは、以下の方々だ。(順不同)

加藤 登紀子  (歌手/鴨川自然王国T&T研究所長)
吉原 廣     (劇作・演出家、NPO法人いちかわ市民文化ネットワーク代表)
飯田 耕一   (株式会社CICパートナーズ代表取締役)
池田 徹     (社会福祉法人生活クラブ風の村理事長)                       浮谷 勝郎   (医療法人社団恵隆会理事長 浮谷クリニック医院長)
川副 孝夫   (社会福祉法人泉の園 風の谷保育園長)                     土橋 正彦   (土橋医院長 千葉県医師会副会長)
堂本 暁子   (前千葉県知事)                                    戸谷 久子   (千葉県国民健康保険団体連合会常務理事)                    野沢 和弘   (毎日新聞論説委員)                                   宮武 剛     (NPO福祉フォーラムジャパン代表)                           加藤 光男   (社会福祉法人泉の園 風の谷保育園 事務長)