2015.01.21

日曜日、わらしこ保育園10周年と花

3日前のことになってしまいましたが、わらしこ保育園設立10周年を祝う会がありました。南流山センターという公共施設の大ホールが会場でした。かなり早く着いたのですが、広い会場に折りたたみ椅子が300脚ほどおいてあり、本当にこんなに参加者が来るのかと心配になりましたが、始まるころには満席、実行委員会のみなさんがずいぶん頑張った結果だろうと頭が下がりました。
当日配布された実行委員会ニュースに掲載された私の文章を転載させていただきます。

『「子どもの家わらしこ」が社会福祉法人生活クラブ風の村の認可保育園として再出発したのは、2004年4月ですから、創立メンバーの唐沢さん、松林さんが私を訪ねてみえたのはその2年前くらいだったでしょうか。「子どもの家わらしこ」の園舎は、生活クラブ生協千葉が配送センターとして借りていたプレハブの倉庫です。狭くなって大家さんにお返ししようと決めていたのですが、その情報を聞きつけた2人が、無認可保育園の事業を始めたい、その園舎として使いたいので、返さないで自分たちに又貸ししてほしいとお願いにみえたのが、さらにさかのぼること13年くらい前のことだったと思います。プレハブ倉庫とはいえ、そう安い賃料ではありません。無認可の保育園事業で家賃を何年も払い続けることが本当にできるのだろうかと内心心配でしたが、一度も滞納されることはありませんでした。

その二人が再び私を訪ねて願いがあると言います。流山市から「子どもの家わらしこ」を認可保育園にしないかと打診があった。そうしたいと思うが、社会福祉法人を事業主体とすることが条件だとのこと、そこで、生活クラブ風の村が事業を引き継いでくれないかという内容でした。2人は、「子どもの家わらしこ」が誕生した際に私が送ったメッセージを持参していました。私はすっかり忘れていたのですが、そこには「わらしこの発展のためにできる限り協力したい」という趣旨が書き記してあります。今がその協力の時とばかりに、お願いとも脅しともつかない迫力に、首を縦に振るしかなかったのです。

私は、わらしこ保育園の卒園式には可能な限り出席しています。ある人が、「自分の子でも孫でもない子どもたちを見て、どうしてこんなに涙が出るのかしら」と言いましたが、わらしこの卒園式は本当に感動的です。子ども、保育者、職員、保護者が一体になって「わらしこの保育」をつくりあげていることが、1年間の保育実践を振り返る構成の中で、ありありと表現されるのです。卒園証書を受け取るときの、一人ひとりのあの誇らしい表情…。1年分の元気をもらいに、毎年通うのです。

しかし、地域で孤立を深めている子育て家庭が増えているのが、一方の現実でもあります。

「4ヶ月の長女窒息死、母親逮捕」「男児白骨 8年閉ざされたドア」「虐待で1カ月児重体 父を逮捕」「衰弱死の3歳「ママ、入れて」」「乳児揺さぶり死亡 母親を逮捕」

子どもの虐待死事件が報道されるたびに、胸がつぶれそうになります。どうしてこんな悲惨なことが続くのか、どうしたらこんな理不尽なことをなくせるのか、そんな思いを持つ人は少なくないでしょう。わらしこ保育園の周辺も決して例外ではないはずです。これからの保育園には、こうした子ども、親を孤立の淵から救い出す役割も求められています。わらしこ保育園が子ども・子育ての拠点として、これまで以上の役割を発揮してくれることを、心から期待しています。』

さて、そんなわけで、私は流山だったので、花入れには妻が一人で行ってくれました。すみません、10の基本ケアの3回目は、次回掲載します。

 

ニシキギ、ギンメヤナギ、コデマリ、スイトピー

チューリップ、アリストロメリア、スカビオサ、ネコヤナギ、レザーファン

バラ、ユーカリ、雪柳

雲竜梅、松、水仙、オンシジューム