2014.12.20

木曾に行ってきました。

「木曾は~山の中です~、誰も来やしません?」と葛木ユキが歌う木曾に行ってきました。16~17日の1泊2日でしたが、このところの寒波で現地も雪模様でした。年内に雪が積もることはこれまでほとんどなかったとのことですが、かなりの積雪です。見学先がほとんど野外といってもよいような製材工場だったので、寒いのなんのって。ダウンのコートを着て行ったのですが、それでも芯から冷えました。
木曾と一口に言っても、長野県と岐阜県にまたがる広範な地域を指します。私たちがまず降りたのはJR中津川駅、我々の世代には懐かしい中津川フォークジャンボリーの中津川です。今回案内してくださった?酒井産業の酒井さんと合流し、最初に向かったが南木曽(なぎそ)町の勝野木材さん、外材はほとんど扱わず木曾地域のヒノキとカラマツに絞って生産、流通しているとのこと、ここで、何と、長久手の吉田一平さんの話が出ました。吉田一平さんは、現在、愛知県長久手市の市長、ご存じ、たいようの杜(ゴジカラ村)の創立者です。一平さんは勝野木材の社長さんと意気投合し、市内のある小学校を木曾のヒノキ、カラマツをふんだんに使って新築(改築?)したのだそうです。床、壁、天井等をほとんど木で作った、壮観な仕上げになったとのこと、さすが一平さんがやることはちがいます。

南木曽と長久手は木曽川の上、下流、古くから交流があったとのことです。

そのあと、奈良井宿を通って、酒井産業さんの工場へ。平日、夕方、雪模様の奈良井宿は観光客の姿がまったくない、静かなたたずまいで我々を迎えてくれました。

酒井産業さんは、生活クラブ生協とは30年を超えるお付き合い、様々な木工品を製造しており、同種企業としては全国一の規模だとのことでした。

夜は、生活クラブ生協長野の理事長を交えての交流会、翌日は、松本の征矢野建材さんを見学後、長野市まで高速道路を北上、長野日赤病院小児科の木曾ヒノキで作られたキッズルームを見学して、帰路につきました。

風の村では来年、佐倉市内に保育園を木造で新設します。今回の見学は第一にその材料を木曾で調達することができるかを調査することが目的でしたが、あらためて、この国の木の文化を再認識するとともに、国産材の生産、流通にかかわる皆さんの熱い思いに触れることができました。

木は、子どもたち、障害を持った人たち、そしてすべての人たちに、データで証明される以上の様々な癒し効果があります。実際、私たちは、木曾ヒノキで作られたモデルルームに入るだけで気持ちが和らぎました。。

出張の翌日に開かれたユニバーサルアートタウン設立準備事務局会議で、私は、早速木造での建設を提案しました。実は、設立準備委員の一人、川副さんの風の谷保育園は、木曾の木で作られているのです。木を供給した南木曽木材産業のHPに、風の谷保育園の写真が載っています。見てください。すごいでしょ。http://www.nagiso.co.jp/ie/voice/kaze.html

2日間、見学先の写真を撮ることをすっかり忘れていました。写真は松本から長野への車中で撮った雪景色です。2日間で長野県を縦断しました。ご案内いただいた酒井産業さんに心から感謝です。