2013.02.24

権利擁護・虐待防止管理職マネージメント研修

昨日今日と、京都で特養をよくする特養の会主催の標記研修会が開催された。参加者はおよそ40人、生活クラブ風の村からは8人が参加した。対人援助の業務を行う組織にとって、虐待防止は永遠のテーマだ。虐待と言えば身体的虐待を思い浮かべる人が多いが、児童虐待防止法によれば他に心理的虐待、ネグレクト、性的虐待があり、高齢者虐待防止法、障害者虐待防止法ではさらに経済的虐待が加わる。
 「虐待」という言葉はいかにもおどろおどろしい響きがあるが、英訳として使われる abuse は、1 悪用, 乱用;誤用;侮辱, 不当な扱い 2 [しばしば~s] 悪習, 悪弊 3 毒舌, 悪口, ののしり 4 (性的)虐待, 酷使 (ハイパー英語辞典) 「虐待」のイメージよりはかなり幅広い。法が規定する「虐待」は、abuse に近いのだ。

 虐待を予防するためには、「虐待は起こりえる」という認識が必要だ。我が法人に限って…、この職場に限って…ということはあり得ない。起こりえるから、起こさないための予防対策に万全を期さなければならないのだ。生活クラブ風の村でも、これまでに3件の心理的虐待事案が発生している。それを機に、権利擁護研修を強化しているが、昨日今日学んだような、グループワークを伴う質の高いものはできてこなかった。今日参加した8人はいずれも管理職であり、今後、彼らが指導者になって、法人内での虐待防止研修を行なっていきたい。講師を務めて下さった京丹後の特養「虹が丘」では、毎月この研修を行い、120人の職員が年2回は受講するのだという。それくらいやらなければいけないのだなあ。