2013.02.03

第1回千葉つながる福祉塾

 特養八街でインフルエンザが発生しています。透析患者が2人インフルで亡くなるという報道もあったことから、今週は花入れを中止しました。
 さて、昨日は、蘇我勤労市民プラザにおいて第1回つながる福祉塾「暮らし・福祉・つながる」が開催されました。

 一昨年の5月、千葉県の障害者福祉の発展に言葉に尽くせぬほど大きな役割を果たしてこられた細渕宗重さん(ロザリオの聖母会理事長)が亡くなられました。彼は、生前、福祉に携わる若い職員の人材育成のための「福祉塾」の重要性を訴えておられたことから、有志が準備を進めてきたのですが、ようやく開催することができました。昨日は、20代から80代まで30人ほどが参加し、児童、障がい、高齢者福祉に関わる3人によるパネルディスカッションが行われました。君津で、児童養護施設を出た子どもたちが少人数で暮らす自立援助ホーム「人力舎」を運営する高橋克己さん、船橋で障害者就労継続事業を行なっているNPO1to1の武井剛さん、そして柏市で小規模多機能型居宅介護事業の所長をしている梅津直美さん(生活クラブ風の村)が、まず、それぞれ自分がどういう歴史を経て今の仕事をするようになったかを語り、その後「暮らし・ふくし・つながる」のテーマに沿って会場とともに活発に意見交換されました。

 設立発起人には、堂本県政(2001~2009)のもと、健康福祉千葉方式と名付けた福祉改革に取り組んだ人たちが名を連ねて下さいました。設立趣意書を起草したのは、中核地域生活支援センター長生ひなたの渋沢茂さん、この塾の意義を見事に表現してくれました。今後、年4回のペースで開講しますので、どうぞご参加ください。

「千葉つながる福祉塾」趣意書

 ?「福祉」とは、人の幸せを願うこと。「福」の字にも「祉」の字にも、幸せという意味がある。去年逝去された先達は「福祉」の意味をこんな風に説明してくださいました。

? 自然の脅威が人間達の生活を破壊し、科学の創造物が暮らしを脅かし、人間の経済活動の傲慢が自身の暮らしを窮屈なものにし、経済的な精神的な貧困が社会に蔓延している今。あらためて、人の幸せとは何かが問われています。

? 一方で、最低限の生活を保障するための仕組みであった福祉制度はそのあり方を変えてきています。公的責任の一部が自助と共助に転化され、福祉事業が商品化されて社会保障がサービス業へと形を変えてきています。

? 私たちは、福祉が人の幸せを叶えるための営みであることを今一度確認をしたいと思っています。様々な理由で生活上の困難がある方が幸せに暮らしていける社会を再構築するために、福祉の仕事をしていきたいと考えています。

? 立ち位置を確認して、これからのあり方を考えるために。先人が行ってきたこととつながり、同じ志を持った仲間とつながっていきたいと願っています。

? そのために、「千葉つながる福祉塾」を行います。

 志を持った、多くの方の出会いを期待しています。どうぞご参加ください。

?       「千葉つながる福祉塾」設立発起人(五十音順)

 池田徹・池口紀夫・石川直子・大屋滋・大熊由紀子・木村潔・佐賀宗彦・佐々木貞子・佐野けさ美・白石真一・高梨憲司・田上昌弘・竹蓋伸六・堂本暁子・遠山勇・野沢和弘・野村隆司・幡谷美津子・服部万里子・松井宏昭・松浦俊弥・松下やえ子・宮代隆治・山田晴子和田忠志

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