2016.05.30

里親制度推進シンポジューム、昨日の花

おととい、千葉市主催の里親制度推進シンポジュームがあり、100人を超える参加者がありました。私が理事を務めるNPOちばこどもおうえんだんが、千葉市から昨年度に引き続き里親制度推進事業を受託しており、今年度最初の大きなイベントです。
写真の4人の登壇者は、左が市内の児童養護施設の施設長、中のお二人が埼玉県から来ていただいた里親ご夫婦、右は県内の里親さんです。

先週、国会で児童福祉法の改正案が成立しました。まず第1条が次の通り、大きく変更されました。

第1条

全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのつとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する。

子どもを保護対象から権利主体に位置づけたことに大きな意義があります。数年前に障害者基本法で同様の改正が行われましたが、ようやく子どもも子どもの権利条約の精神にのっとって権利主体になりました。

また、第3条に2項が次の通り新設されました。

国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。ただし、児童及びその保護者の心身の状況、これらの者の置かれている環境その他の状況を勘案し、児童を家庭において養育することが困難であり又は適当でない場合にあつては児童が家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育されるよう、児童を家庭及び当該養育環境において養育することが適当でない場合にあつては児童ができる限り良好な家庭的環境において養育されるよう、必要な措置を講じなければならない。

これは、実親での養育が困難な子どもは、里親等の家庭養育を優先させること、どうしても施設での養育が必要な場合は、「家庭的環境」をつくることが必要であることを述べています。日本では、社会的養護が必要なこの80%以上が施設で暮らしていますが、「里親優先」を法律で明確にしたことに大きな意義があります。

風の村では、君津市で児童養護施設を運営しており、来春には敷地内に乳児院をオープンしますが、改正法の趣旨にのっとって、里親支援の拠点としての役割を果たしていきます。

3人の里親さんの話はいずれもとても感動的でした。いずれも地域にオープンにして、地域全体で育つことを心掛けておられることが印象的でした。

さて、昨日の花です。

姫ウツギ、シャクヤク(固いつぼみでした、開きますように!)

桑の枝、ギガンジューム、アンスリューム(深い緑色の大きな葉です)

姫ウツギ、トルコキキョウ

カリフォルニアライラック、アリウム、利休草