2016.03.05

JR東海踏切事故最高裁判決、今日の花

大きく報道されたので、先刻ご存知と思いますが、認知症の男性が踏切事故で亡くなった事故で、JR東海が遺族に損害賠償を請求した裁判で、3月1日、最高裁が遺族に賠償責任なしという逆転判決を出しました。一審は妻と子、二審は妻のみの賠償責任を認めた判決でした。妻も子も、男性の在宅介護を行っていましたが、ほんのちょっと目を離した時間に起きた事故でした。一、二審の判決に「それはないでしょう!」と思っていたので、最高裁の判決に、ホッとしました。誰もが地域で暮らし続けることができる地域包括支援体制をつくることが、いわば国民的な課題になっています。その行いがすべて家族の責任ということになるなら、500万人近い認知症の方が地域で暮らし続けることは困難になります。
大熊由紀子さんのフェイスブックで、認知症当事者団体の声明が紹介されていました。タグをつけるとかシェアするとかすれば済む話なのでしょうが、どうすればいいのかわからないので、以下に、その全文を紹介します。認知症当事者の方々が、こういう発信をする時代になったこと、10年前とは隔世の感があります。

「JR東海事故 最高裁判決に関して」

?「認知症だと外出は危険」という一律の考え方や、過剰な監視や制止は、私たちが生きる力や意欲を著しく蝕みます。私たちだけでなく、これから老後を迎える多くの人たちも生きにくい社会になってしまいます。
私たちはまた、家族が介護に疲れ果てることなく、家族なりの生活を保って暮らしてほしいと願っています。
今回の判決を機会に、家族だけに責任を負わせず、認知症があっても安心して外出できる地域にすべての市区町村がなっていくよう、誰が何をできるのかを私たち当事者と話し合いながら、具体的な取組みを進めていってほしいと切望します。

?日本認知症ワーキンググループ(JDWG)
共同代表  藤田 和子/佐藤 雅彦

さて、今日の花です。今日から、自分のスマホで撮った写真です。ボケてますね。

枝は壇香梅(だんこうばい)、カラー、先週のムシカリ

白梅、コデマリ

ラナンキュラス、ブバリエ、宿根スイトピー、アンスリューム

先週のオシダをそのまま。