2011.11.28

この3日間

 26日

 市川で開催された、市川ガンバの会主催の「ケア付き住宅の建設に向けたシンポジューム」(資料が手元にないので名称は不正確)にパネリストとして参加。3年後に予定している路上生活者などの生活困窮者へのケア付き住宅をガンバの会とともに建設する立場での参加だった。

 基調講演の奥田智志さんが、素晴らしかった。彼は、北九州ホームレス支援ネットワーク、全国ホームレス支援ネットワークの理事長であり、現役の牧師でもある。平易な言葉でホームレス問題の本質を鋭く説く語り口に感動。事前に彼の近著「もう、ひとりにさせない」を読んだが、是非、読んでほしい。私は、日本人のクリスチャンに、ある種偏見に満ちた違和感を長く持ち続けてきたが、それが吹っ飛んでしまいそうだ。

27日

 3人の呼びかけ人代表の一人として「故 細渕宗重さんをしのぶ会」に出席。

 第一部は、故人をよく知る人たちが思い出話を、二部は故人と接点がほとんどない人も含めて、これからの千葉の地域福祉を担う若者が福祉にかける思いを、いずれもリレートークで合計20人近い人が発言した。細渕さんとのお付き合いは長くはない。2002年に始まった千葉県21世紀健康福祉政策検討委員会で委員として同席することになってからだから、8年ということになる。

 とにかく、ブルドーザーのような迫力で、堂本知事のもとで進められた福祉改革、とくに障害者福祉改革を先頭に立って進めた。県内を隅々まで歩きまわり、困っている人、団体に寄り添い、問題の解決に奔走した。しのぶ会での発言者の声から、「そんなことまでやっていたのか」と私たちが知らない活動が紹介される。とても、一人の人がやりきったとは信じられない。

 彼の活動の根底にキリスト教の信仰があったことを知ったのは、亡くなられたあとのことだった。前日に続いて、信仰を拠り所とした2人の偉大な活動に触れることになった。

28日

 今日は、社会福祉法人小田原福祉会の時田理事長に会いに行った。齢84になるという時田さんは、今も365日、一日も欠かさず出勤なさるという。特養潤生園を基幹施設に、24時間365日の在宅ケアを進めるため、夜間対応型訪問介護をはじめ、さまざまな地域資源を作り続けてこられた時田さん、「どんなサービスであれ、私たちとつながりができた方は、絶対に支えきる」と静かに理念を語る言葉に深く感動した。偉大な大先輩の話を、より多くの人に聞いてもらいたいと思う。