2011.12.10

「学童」を始めることになりそうです

 流山市で、来年度から2ヶ所の学童事業を始めることになりそうです。2ヶ所といっても、棟続きの建物です。市が来年度からすべての学童を指定管理制にすることになり、わらしこ保育園を卒園した子どもたちが通う学童を運営しようと応募したのです。「なりそうです」というのは、今、開かれている市議会にかけられているからです。議会最終日が16日と聞いているので、そこで承認されれば決定です。

 保育園と比べて、学童に対する国の支援は充分といえず、経営は決して楽とは言えないことを覚悟しています。しかし、学童はとても重要な活動だと、私は思っています。

 私は、わらしこの保育はとても素晴らしいと思っています。外せない予定が入っているとき以外は、できるだけ卒園式に行くようにしています。行きたいのです。わらしこの卒園式は独特です。子どもたちの1年の成長をすべての保護者に披露するのです。日頃の保育を再現します。それを見ると、わらしこの神髄は「待つ保育」であることがわかります。例えば、跳び箱は定番メニューなのですが、飛べなければ、子どもの気持ちを聞きながら、望めば何回でも挑戦します。初めて観覧した頃は、予定の時間が遅れていくのではないかと、いらぬ心配をしてしまうのですが、保育士は一向に気にしているふうはありません。

 日頃どういう保育をしているのか、卒園式に出ると手に取るようにわかります。そして、子どもたちの姿に、ついつい涙が出てしまいます。気持ちの良い涙です。癒されに行くのです。

 「この子どもたちが来月から小学生になるのだ。わらしこでの生活と一変するのではないか。もう『待って』はくれないのではないか。そのギャップをこの子たちはどのように乗り越えていくのだろうか」私は、卒園式に出るたび、心配になります。

 わらしこの子どもたちが通う学童を生活クラブ風の村が運営できれば、「軟着陸」出来る場にできるのではないか。そんなことを考えていました。小学校を創ることはさすがに無理ですし。(自由の森学園のような学校を創ることが夢ではありますが…)だから、手を挙げました。

 もちろん、運営する学童は、わらしこを卒園した子どもたちだけが通う訳ではありませんから、どういう保育を行っていくかは、保護者、職員の皆さんと話し合いながら考えていきます。しかし、「待つ保育」の基本姿勢は何としても守っていきたいと思うのです。