2011.12.23

透析丸3年、自宅透析丸3カ月

 25日で透析を始めて丸3年になる。週2回、1回3時間から始まり、徐々に回数と時間が増え、1年後には週3回、1回4時間になっていた。

 透析を始めるときに決めたのが、小説、テレビを持ちこまない(かなりの人が自分用の小型テレビを持ち込んでいる)こと、週12時間という貴重な時間を仕事に直結する書籍を読むことに使おうと考えた。1年くらい経過した頃に、パソコンを持ちこめることに気付き、以後は、メールや原稿書きの時間が増えた。

 自宅透析を始めたのが9月から。昨日、所長会議で来年度の事業計画案を提案したが、その原稿はすべて透析中に書いたものだ。この1年間の新聞の切り抜き(企画部の若い職員の仕事になっている。そのすべてに目を通し、重要記事をPDFで保存している。それらをプリントしたものを資料としているのだ)に目を通し、データを拾っていく。片手が使えないので、書類を繰ったり、キーを打ちこむスピードは恐ろしく遅いが、誰にも邪魔されずに読んだり書いたりする時間はとても重要で、贅沢な時間だ。急ぎの仕事が絶えずあるので、事業計画案づくりに振り向ける時間は、1回の透析でせいぜい1~2時間くらいだったが、11月から始めてじっくり作成したので、完成度が高い案になったと思う。

 自宅透析は、QOLが明らかに高まる。介助者には大きな負担をかけることになるが、30万人の透析患者にとっての選択肢の一つとして、もう少し広がる余地はあるのではないか。今日は夜に予定があるので10時頃から透析を始めている。あと1時間だ。一昨日は、ちょっとしたトラブルがあり、開始予定時間が1時間遅れ、その後の予定も入っていたので、透析時間を1時間短縮した。こういうことが柔軟に出来る。

 そして何より、全身状態が明らかに良くなっている。まだ3カ月しか経ってないが、血液検査のデータは驚くほど改善しているのだ。検査結果表には、HとLの表示がたくさん並んでいて(Hは正常値より高いこと、Lは低いことを表している)憂鬱になるが、その数が減っていくのは実にうれしい。