2011.12.30

今年の10大ニュース

 今年最後の書き込みになる。そこで、私の10大ニュースを考えてみた。順位は適当につけたので、気にしないように。(このあと、もう1件、「今日の花」の書き込みをする。それが本当の最後)

第一位  東日本大震災

 巨大地震と津波によって死者、行方不明者がおよそ2万人という大被害、生活クラブ風の村は、今後も息の長い支援を続けていきたい。

第2位  福島第1原発爆発事故

 1位と2位はセット。チェルノブイリに続く世界最大規模の原発事故が、この国で起きてしまった。住む街を失い、住む家を失った人々の喪失感は察するに余りある。NPOぬちゆいを通して、福島の子どもたちへの支援を行なっていくつもりだ。

第3位  自宅透析開始

 念願の自宅透析を9月から始めることができた。6月から3ヶ月間、妻とともに病院で訓練を受けた。今も透析中!

第4位  生活クラブいなげビレッジ虹と風オープン

 団地再生のモデルとなる医療、介護、生活支援の複合施設を8月にフルオープン、見学者が絶えない。来月の9日には、内閣府、厚労省などの一行20人余りが八街といなげの見学にみえる。

第5位  風の村特養八街増床オープン

 2000年に全室個室ユニット型の特養としてオープンして、全国の注目を浴びた。新型特養のモデルにもなった。しかし、たくさんの課題を抱え、4年をかけてケア改革に取り組んできた。増床部分の設計はその集大成。特養八街は確かに変わった。

第6位  ユニバーサル就労の進展

 はたらきたいのにはたらきにくいすべての人を職場の一員として迎え入れようというユニバーサル就労が、この1年大きく進展した。生活クラブ風の村では、現在35人の人が職場の仲間になり、それぞれの事情に合わせたはたらき方で就労している。来年1月14日には内閣府の村木厚子さんを迎えて、ユニバーサル就労ネットワークちばという中間支援団体を結成する。(このHPのイベント情報参照)

第7位  ユニバーサル就労の進展

 7月に、ユニバーサルな社会づくりを進めるための全国規模の中間支援団体、ユニバーサル志縁社会創造センターを設立した。会長に加藤登紀子さんを迎え、連合の古賀会長と私が代表理事に就任した。当面、ユニバーサル就労を全国に広げる活動に力を入れる。1月28日にはJR田町駅近くの田町交通会館で「ユニバーサル就労シンポジューム」を開催する。(こちらもイベント情報参照)

第8位  消費増税の政府案決定

 本日ようやく、2015年までに消費税を10%に引き上げる政府案が決定した。合わせて、所得税の最高税率を上げ、相続税課税を強化するこ方針も決まったという。とりあえず、良かった。多数の離党者を出すなど最後まで予断を許さなかったが、野田総理はよく頑張った。増税反対派は、いろいろ理屈をつけるが、突き詰めれば選挙が怖いだけのこと、特に前回の民主党大勝で当選した一年生議員は国民負担増政策にことごとく反対する人が少なくない。彼らに取れば天下国家のことより次の選挙のことが心配なのだろう。小選挙区制はそういう議員が大量に当選することで、政治が劣化してしまった。

 とにもかくにも、1000兆円という天文学的な国の借金を減らす出発点に立つことができた。自民党、公明党は、この法案に反対することは絶対にやめてほしい。消費税10%は元々参議院選での自民党のマニィフェスト、党利党略で反対するとしたら、国家反逆罪(?)だ。

 しかし、本当は10%では到底足りない。超高齢化が進む中、社会保障費の増大と借金の返済を進めるには、最低でも20%は必要だろう。長期的な見通しを示さず、ようやく10%に向けて動き始めるのでは、15%、20%への増税の可能性は全く見えてこない。

第9位  児童養護施設建設へ

 2013年度開設を目指して、児童養護施設の準備が本格的に始まった。児童虐待が深刻化する中で、とても重要な施設だ。どういう建物にし、どういう理念と方法でこどもたちに向き合うのか、徹底的に議論していきたい。

 友人にもらったDVD「冬の小鳥」を観た。韓国映画で、児童養護施設に入所した主人公の女の子、ジニが施設から里親のもとに巣立つまでの物語だ。とにかくジニが最高に良い。親に騙され、捨てられて入所したジニ、時の経過とともに微妙に変化する表情が演技とは思えない。施設自体は古い大舎制でプライバシーなどまったくない雑居部屋だし、職員の子どもたちへの関わり方についても首をかしげる場面がなくはない。しかし、施設に入らねばならない子どもたちにとって、そこがどういう場所であるべきかを示唆しており、準備会のメンバーは観たらよいと思う。

第10位  還暦だよ!

 2月11日、還暦を迎えた。ずっと病気と付き合ってきた私は、自分の生存目標を60歳としてきた。3年前に透析生活にはなったが、今のところ、死が目前に近付いているという自覚症状はなく、まだ当分死にそうにない。おまけの人生、最後の瞬間に「悔いのない人生だった」と思えるよう、やるべきことをやりきって行こう。

番外

 今年読んだ本の一押しは「困ってるひと」(大野更紗著)

あとがきの最後の1行は、「今日も、みんなが、絶賛生存中!」

どんな格言より心にしみる。俺も、絶賛生存中だ!