2012.03.16

認知症の人と家族の会に行ってきました。

 認知症の人と家族の会千葉支部に行ってきました。若年認知症を患う人のユニバーサル就労の可能性について、ご相談するためです。会合の合間に1時間いただき、10人余りの方々にユニバーサル就労システムの説明をさせていただき、意見交換しました。

 ユニバーサル就労の特長の一つに、ステップアップ、ステップダウンができることが挙げられます。コミューターというはたらき方で就労を始めた人の多くは、ゆっくりとステップアップを目指しますが、若年認知症のかたの多くは、急速にステップダウンしていきます。それが、これまで私たちが取り組んできた事例との大きな違いです。また、若年認知症ケアに関する専門性が求められます。ときにはパニックを起こすこともある方への適切な支援を行うことは、そう簡単なことではありません。

 しかし、若年認知症の方の多くが、一定の期間は、社会的な役割を持つことへの強い願望があるとも聞きます。デイサービスなどのサービス受給者としてではなく、職場の仲間として、ステップダウンの過程に伴走することができないか。高齢者介護、認知症介護の現場だからこそのユニバーサル就労ではないかと思うのです。現場の皆さんの意見を聞きながら、チャレンジしたいと考えています。

 話し合いの中で、なるほどと思うことがありました。若年認知症の方が職場の一員でいられる期間は短いのではないか。それより、(若年認知症を患う人は男性が多いので)、奥さんが、旦那さんの見守りのために働くことができなくなることが多い。例えば、旦那さんがデイサービスを利用し、奥さんが送迎をするとともに、その施設で働くことができれば、とても助かるというお話です。

 複合施設の中に若年認知症専門のデイを埋め込み、奥様方が施設内ではたらくということが考えられます。若年認知症には高いレベルの専門性が求められ、。生活クラブ風の村ではまだ1か所もありませんが、どこかで挑戦しませんか。