2011.04.20

特養おながわからの今日の報告

 特養おながわで介護ボランティアに従事している3人の派遣期間は明日の午前中まで。今晩は、彼らのおながわでの最後の夜です。3人がこの1週間で何を学び、何を感じて帰ってくるか、是非、ゆっくりと話を聞く機会を持ちたいものです。

 5月8日から第3次の派遣を行ないます。

Subject: ボランティア報告?
 

> 4月17日(日)~18日(月) 六日目
>
> 21:00 夜勤入り
> 8:00 朝食、キッチン片付け
> 9:00 シャワー、仮眠
> 13:00 昼食
> 13:30 居室掃除
> 16:00 仮眠
> 18:00 夕食、キッチン片付け
>
> 昨晩の夜勤中、職員から地震と津波が来た当時と、その後一ヶ月の特養おながわの様子を伺いました。
> 地震の後、津波を知らせる町内放送が続き、施設でご入居者と待機していた職員は「これからどうなってしまうんだろう」と本当に不安だったといいます。津波による大きな被害は免れましたが、その後の停電、断水、食糧不足はご入居者の身心に大きな負担をかけたそうです。まだ寒かった当時、暖房器具は石油ストーブが各ユニットに一つずつ。ユニット内はすべて個室の為当然足りず、入居者はほとんどの時間布団にくるまって横になっていたそうです。停電でエアマットが使えず、また栄養不足もあり、職員が必死に寝返りの介助をしても間に合わず、褥瘡が多発したといいます。また、普段温かいトイレの便座が冷たく、次第にトイレに行かなくなる方も出てきて、今まで歩けていた方が歩けなくなるという事が起きたそうです。私達がボランティアに入ったのは、インフラが整い、食事も三食になった頃だったようで、昨日お話を聞くまで、正直それまでの大変さには十分に気が付けませんでした。特に、震災当時から泊まり込みでケアに当たっていた職員から直接話を聞く事ができ、入居者への負担だけでなく、職員が大変な苦労と辛い思いをした事を実感を伴って感じることができました。ユニットの再編成や入居者の状態の変化に対して、職員は今も手探りで取り組んでいるのだと思います。
> 残り二日ですが、私達ができる事を最後までやっていきたいと思います。
>
> 梅津、九鬼、阿部
> (記録 阿部)
 

また、先週末に第2陣の支援物資輸送を行なったホームレス支援全国ネットワークの現地スタッフからも、以下の報告が来ています。

日時 4月16日(土)
 本日は、クルマ三台で気仙沼市方面、石巻市・女川町方面、
七ヶ浜町方面に物資配送に向かった。どの避難所も食糧を中心
とした物資はかなり充実してきているとのことである。
 しかし、相変わらずライフラインが復旧していない場所も
あり、避難所をいったん出られた方たちがモノ不足で困って
おられる状況は続いている。仮設住宅の建設が進んでいない
こともあり、避難所生活が長期戦になると覚悟を決めておら
れる方たちがある。缶詰やレトルト食品は今も喜ばれる一方
将来の不安からこころのケアについても要望が出される。
 仙台市では桜が開花していて、春物衣料がニーズにあがる。
NPO法人市川ガンバの会と生活クラブ生協さんの物資が届いた。
いろいろな団体が協力して下さりありがたいことである。

 
 
日時 4月17日 現況報告(宮城班)
・女川、石巻エリア
白いご飯は手に入るが、調味料やおかず類が足りない。一ヶ月を超えるので
生鮮品や栄養バランスの良い食事をとりたい。
ペットを飼っているため避難所に入れず個人宅にて共同生活をしている例を発見。
高齢者世帯や介護世帯などが未だ避難所ではない場所に残っている可能性が高い。
 
・東松島エリア
自衛隊が撤退、代わりに市からの食料の供給が入っている場所あり。
食事自体(朝おにぎり、夜弁当)は1日二度配達されている。昼食や間食用の食材
があると良い。
全体的な食品へのニーズは落ち着きつつあるが、小分けできるモノなどが今後求め
られると考えられる。
 
その他
食事のニーズから生活用品へのニーズに変化してきている。倒壊した自宅や近辺を
片付けるための掃除用品や工具などの要望も出ている。