2011.06.20

被災地支援、京都出張

 先週の土曜日に、3人の職員が被災地支援に向かいました。介護ステーション柏の梅津さん、あかとんぼ土浮の九鬼さん、ショートステイさくらの柿原さんです。九鬼さん、柿原さんはこれまで同様、特養おながわへ、梅津さんは、東北関東大震災共同支援ネットワークの石巻事務所に派遣し、同事務所の指示に基づいた活動を行なっています。

 以下は、柿原さんから届いた初日報告です。

> 本日は10時に特養おながわに入り、引き継ぎを受け、それぞれが担当するユニットに入りました。
> 九鬼はグループホーム、柿原は4丁目に入り職員の指示により早速業務に入りました。
> グループホームは、引き継いだ京都の山科園のボランティアの方より支援が始まったとのこと。同じ法人で特養おながわより歩いて2分程にあります。
> 初日であったこともあり、職員の指示に従い日勤で支援に入りました。
> 特養おながわはユニットも5丁目まで再開していました。震災より3ヶ月経ち、以前よりは大分落ち着いた様子。ボランティアもシフトを組んでもらい、スムーズに支援に入る事が出来ました。
> 明日からは、九鬼は日勤で9時からの勤務、柿原は11時からの勤務となります。
> 柿原

 同じ日、私は3人の職員とともに、特養をよくする特養の会の合宿研修に参加するため、京都に向かいました。京都といっても京都駅から車で走ることおよそ3時間、日本海側の京丹後市が会場です。京都府の広さを肌で感じてきました。

 ホストは、京丹後市網野町にある社会福祉法人丹後福祉会、上田常務理事は特養をよくする特養の会の副会長です。同法人は、従来型、新型の二つの特養を基幹施設に、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、高専賃などを街中に展開し、民家を使った従来型特養の逆デイサービスも行なっており、合併前の旧網野町にとってなくてはならない存在になっています。まさに「地域包括ケア」が、巧まず自然体で実践されていることを実感してきました。

 丹後園の取り組みは全国的にも有名ですが、何より感じたのは職員のモティベーションの高さです。一人ひとりの利用者のみなさんのその人らしい暮らしをサポートすることに熱い情熱を傾けており、そのことを心底楽しいと感じて仕事をしていることが、ビンビンと伝わってきました。

 かつてこの地を訪れた聖路加の日野原理事長が、日本で一番遠いところに来たとおっしゃったのもうなづけます。千葉の自宅を出てから7時間、東京からでもほぼ6時間を要するという地域は国内にそうはないでしょう。しかし、時間をかけて行った以上のお土産を持って帰ることができました。一緒に行った3人の教育研修室の職員とともに、生活クラブ風の村で取り入れるべきたくさんの事項について整理し、提案していきます。