2011.06.27

ボランティア最終報告

特養おながわで活動した九鬼さん、柿原さん、避難所ビッグバンで活動した梅津さんから最終の報告が届きました。

Subject: ボランティア最終報告
 

> ボランティア最終報告
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> 今日はグループホームの運営推進会議に同席をお願いされた。
> 3月11日当時の話や、4月7日は余震により津波警報が発令され避難した話を聞くことが出来た。
> 利用者様の偉大なる協力(節水・節電・食事・水汲み等々)を頂きながら、ライフラインの復旧まで一致団結し乗りきったとのこと。大正・昭和を生き抜いてきた皆さんは「これぐれぃのごど、なんにもひでぐねぇ」と一切の文句も言わずに協力されたそうです。
> 家族の方からも、テレビで報道されない被害や過酷な状況を最終日に聞くことが出来ました。
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> 4丁目は明日も7時から10時で支援に入りボランティア終了となります。
> 最後までおながわの皆さんの元気の源となれるよう、支援行いたいと思います。
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> 九鬼・柿原

Subject: ビッグバン 報告
 

> 柏の梅津です。
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> 6月21日から25日まで活動させていただいた内容や、私個人の感想です。
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> 6月21日現在300~350人の方が、大・小 約6ヶ所のホール や部屋に、ある程度地区分けされた形で避難されています。
> 介護ニーズの高い方とそのご家族が過ごされている部屋もあります。
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> 人数が曖昧なのは 避難所を出られて仮設住宅等に移られた後も 避難登録証を返却されない方がある為で、把握が難しいそうです現在は、自治体ができて避難所の方々が自主的に生活環境の活動をされています。
> 活動内容はボランティアが支援していた内容も含まれており、自動的ににボランティアの活動内容は、後方支援という形に移行しています。
> 朝・昼食配給から始まり、仮設風呂清掃、館内の環境整備、夕食配給、ゴミ集めなど、自治会を主体にしたり、個人的に活動されたりしている中でのお手伝いになります。
> 3か月以上に及ぶ避難所生活の中で、培われてきた活動は手際よく
> 行われて、数日で入れ替わっていくボランティアは手順を覚えるのに精いっぱいで、手伝う隙もない時もあります。ボランティア中心に活動をしているのは、数人の高齢者を対象に 60分位の間、軽い運動やゲームをして終わりにみんなで丸くなり、お話をしながらお茶を飲む[お茶っこ会]になります。入れ替わるボランティアとの出会いも 参加者の楽しみのようでした。また、看護 チームは、地元の看護チームと連携をとり、疾病を抱えながらも現在は体調が安定されている方のバイタルチェックや、夜間の緊急の対応などの為に情報を共有しています。介護チームは、現在では数名になった 介護を要する方へのサポートを行いました。具体的には、トイレ誘導に関わる位で、避難所からデイサービスに通われているため、入浴介助などは行われていませんでした。地域の在宅支援センターの方や、保健師の方との連携もあり、震災前に介護制度を利用されていた方は、連携をもって対応することが出来ているように思えました。なので、避難所という生活支援のサポートが集中している環境から、離れて生活をすることになっても、あまり影響が出ないよう「自立支援」を基本にしたサポートをするために、ボランティアだけでのカンファレンスを行うこともありました。私がお話を伺った、在宅支援センターの方は、「今後、介護を必要とする方が増えていくことが心配」と話されていました。仮設住宅に移動して、孤立化してしまうことで、情報収集が出来にくくなったり、他の集落から移動されてくる方たちの基本的な情報を把握するのも時間がかかるだろうと話されていました。地域に密着された生活の中では、同じ市内でも町や集落が違うだけで、いろいろとあるようです。千葉の私は、まさに「圏外」かしらとおもいました。ボランティアの活動時間は 朝5時の起床から 夜9時までですが、体を動かす時間はあわせて5時間あるかないかというのが、現状です。決められた活動の無い時間は、基本的に自由時間です。どのように過ごしても構わないことになっていますが、看護職・介護職で集められたボランティアは、 なるべく避難所の方とコミュニケーションをとる時間として、意識的に行動しています。私も、雑巾がけをしながら、風呂のシャンプーを詰め替えながら、あるいは夜の集まりにお邪魔させていただいたりと、お話をさせていただく機会を作っていきました。震災急性期を過ぎて、仮設住宅への移動が着々と進む中、避難されている方の心情は 震災前の生活にどの位近づいていけるかという気持ちが多かったように思います。老若男女、様々な事情をお持ちの方々が過ごされている中で伺ったお話は、不安的要素が多いように感じましたが、その中でこれからの生活に意欲を持たれていると感じることもありました。コミュニケーションといっても、話をすればするほど、震災の大きさ、皆さんが体験した恐怖、人も建物も過去も含めて失ったものの多さ、人の繋がり、人の強さ、人の優しさに、言葉が詰まるばかりで、「傾聴しよう」と考えていた自分を反省しました。「来てくれて、ありがとう」「全国に知り合いができた」と笑顔を向けてくれた避難所の方々に、そして、避難所の皆さんとの関係を作りづづけてきてくれた今までのボランティアに、感謝でいっぱいになりました。仮設住宅の建設は、着々と進み、避難所で過ごされている方の移動も日々数を増しています。25日には、大きな抽選会があり、すでに入居が決まっている方も25日・26日に移動される方が多く、ビックバンでも週明けには、半分以上の人が仮設住宅に移動されるとのことでした。避難所の人数が少なくなれば、避難所でのボランティア活動も収縮傾向になると考えられます。その一方で、少ない人数の中でのニーズ、諸事情で避難所での生活が長期化されると考えられる方々へのサポートなどを 考えていかなければならないと思いました。また、仮設住宅に移動しても、あくまでも「仮設」である以上 本来の生活に地域の方々の力で再建していけるよう、どのようなサポートができるのかを考えていかなければならないと思いました。