スタッフメッセージ

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風の村に入ろうと思ったのはなぜですか?

学生時代、短大で保育を学びました。実習先を探していたときに、八街に住んでいたこともあり、保育園八街にて実習をしました。それまでも他の保育園で実習をしていたのですが、何よりも風の村は他と違って人が温かい。子どもたちも、60人と小人数だったので、子ども一人ひとりを細めに見られる環境でした。職員同士、子どもたちからも「〇〇さん」と名前で呼び合い、保育士と園児という関係ではなく、人間として対等な立場で関わる姿や、なおかつ家庭的な雰囲気を大切にしているところに惚れました!

風の村らしいと思うのはどんなところですか?

様々な事業所があることで、それに伴い様々な人との関わりが多くもてるところ。
最初の4年間は保育園八街で勤務していたのですが、隣には特養ホーム八街がありました。特養・保育園共催の秋祭りをはじめ、普段から子どもたちを連れて特養へあそびにいくこと、シールをもらったり折り紙をしたり一緒に歌を歌ったり…ときには子どもたちが車椅子を押してあげる姿も。今、核家族化が進んでいるなかで高齢者との関わりはよい経験だと思っています。
保育園佐倉東ではとんぼ舎さくらより障がいを持つ方々が携わったお米や手作りクッキー、漬物、野菜をいただくことができる。人と人とのつながりや社会貢献に少しでもつながっていることが風の村らしいと思います。
 また、保育園八街は自然豊か、保育園佐倉東は、施設が全て木造です。木のぬくもり溢れる温かいところで身体も心ものびのびと毎日を過ごせることは気持ちのいいこと。広々として、何もないと言われたらそうなんですけど、ないからこそ、みんなで力を合わせ作り上げていこうとしている。そういう楽しみもありますね。

八街から佐倉東への異動に不安はありませんでしたか?

開園したばかりの佐倉東は、何から何まで1から作っていかなければなりません。八街では先輩たちがいたので、そこに頼って仕事をしてきた部分もありましたが、佐倉東ではそれまで私が学んできたことや経験を生かして、引っ張っていかなければなりません。それはチャンスであるとともにプレッシャーと不安がありました。
 新人も5人入ったのですが、皆、わからない事はその都度聞いてくれますし、一生懸命話を聞いてくれ、それに応えようと頑張ってくれているのは伝わりますね。今ではその不安は一切ありません。振り返るとこの5年間は充実しすぎる日々ですね。

後輩の保育士さんたちには、どんなことを伝えていきたいと思いますか?

皆、子どもが好きという気持ちで入ってきていると思うのですが、実際に、現場ではそれだけではやっていけないことも正直あったりはするんです。でもまずは、最初の気持ちを絶対に忘れないで。子どもたちとどんなことをしてどんなことを感じたいのか、自分たちが子どもたちにできることは何なのか。それをよく考えながら毎日を過ごして欲しい。私自身も大切にしていることですし、その思いを伝えられたら、と思っています。

そう思うようになったきっかけは何でしょう?

入職当初は、これをして欲しい、あれをして欲しい、こう育って欲しい、と自分が思うばかりだったのです。でも、それでは子どもは育たない。子どもとの関係を築くのにすごく悩んだことがありました。何度も園長や主任、同期の保育士に相談しながら出した答えは、まずはそういった大人の理想や欲求を持つことをやめました。毎日、子ども1人ひとりがその子らしくのびのび過ごすためには、「あなたはどうしたい?」を大切に…。まずは子どもたちの気持ちを聞いてから行動にうつす。そうしていくうちにいい関係が築けるようになりました。
 でも、この壁を乗り越えられたのも、私自身、子どもが好きだという気持ちを忘れないようにしたこと。この気持ちは1番大事。子どもが好きだという気持ちが強い人こそ、この仕事を続けられるのだと思います。

風の村らしい保育はありますか?

子どもの気持ちに寄り添い、ともに考えていく、子どもの可能性を信じることでしょう。さまざまな事情はあるなかで、大人の思いを優先してしまいがちですが、風の村ではそういうことはありません。子どもと同じ立場に立ち一緒に考え、子どもたちが見つけた答えに共感する。それならこうしてみたら?と方向性を見出してあげることも。例えば、大人が見てすぐわかる虫でも、何だろう?という疑問を持たせ、図鑑を用意して一緒に探してみる。大人が答えを出すのは簡単ですが、子どもたちのもっと知りたいという好奇心を掻き立てるんです。風の村の子どもたちは、そんな想像力や考える力、好奇心があると思います。

子どもと接する中でいつも意識していること、心がけている事はどんなところですか?

まず笑顔で過ごすことを第一に考えています。また、手を触る・抱きしめるなどのスキンシップで「きょうも大好き」と伝えます。ちょっとした体調の変化にも気づくことがあるので大事。だから、いつも嫌がれても触りにいきます(笑)。

やりがいはどんなところで感じますか?

小さかった子どもたちが、卒園式では堂々と歩き、その子らしさを表現し成長した姿を見せてくれること。保育士をやっていてよかったなって思えるひと時です。また、それを見て、次はあの子たちが…、今度はどんな子どもたちが入ってくるのだろう、と楽しみになりますね。

ご自身が目指す保育士は?

今までの経験を含めて、まずは自分が思いやりのある心を持って温かい心で子どもたちの成長を見守っていくことが一番です。その中で、昔のわらべうたや遊び、そういうなかなか経験できないことを提供できるような、「○○なら咲さん!」といわれる保育士になりたいと思います。

エントリーをしようとする方へメッセージを。

自分がどの道に進んだらいいのか、悩む時期かと思います。でも、今、この時期だからこそ、たくさん悩んでじっくり考えて欲しい。就職してからも、悩むことはあるでしょう。でも、働いてからはなかなかゆっくり自分のことを見つめなおすことが難しいと思うのです。その上で、風の村を選んでエントリーして欲しいと思います。なぜなら、一緒に考えてくれる仲間が風の村にはいるからです。
私は風の村で働けて本当によかったと思っています。2016年に結婚をしたのですが、今後、子どもが生まれても、ここで働きたい。1番は働きやすい環境であること。保育士同士の年齢の壁はなく、なんでも話しあえます。また、保育のこと、介護のこと、障がいのこと。自分が勉強になることも揃っていて、人と人とをつなぐこと、社会貢献もできます。こんな環境は風の村にしかないと思います。