折り紙で何を作ろう?

2020.08.05
生活クラブ風の村保育園八街

今年も3、4、5歳児は、「おりがみの日」があります。何を折るかは月毎に変わるのでおやつ後に「今日は何を折るの?」と楽しみな様子の子がいます。また、普段は折り紙やお絵描きなどはほとんど手つかずにブロックや虫の観察をしてあそんでいる子もこの日は折り紙に触れる良い機会となっています。

新年度始まって初めてのおりがみの日だったので、角と角を合わせる。線の部分でしっかりとアイロンをかけるように折る。三角、四角から折り始める基本の折り方に触れることをねらいに行いました。

7月末までに、さいふ、ちょうちょう、コップ、えんぴつ、ひこうき、シャツを折りました。

4、5歳児の中には、折り方を見るとすぐに「わかった」「しってる」と言って自分で何個も折る姿もありました。こどもたち同士で教え合う姿もありましたよ。

3歳児は大人と一緒に丁寧に折っていきました。

飛行機やちょうちょうは、折り終えると、動かしてみたり、飛ばしてみたりして嬉しそうにあそんでいました。絵本のコウモリと比べて似てるねと話している姿もありましたよ。

自分好みに絵を描いたり、ストローのように折り紙を張り付けて特製のジュースを作っている子もいましたよ。折った後にあれもしたいこれも描きたいと次々に創作意欲がわいてくる子もたくさんいて、シャツを折った後に切り紙で人やスカートまで作る子もいました。

また、おりがみの日とは別に3、4、5歳児は毎月担任が季節に合わせた折り紙や指先あそびを考えて行っています。

0、1、2歳児も月毎に担任が、おりがみの日の内容を考えて行っています。

0、1歳児は、折り紙を使うことよりも折り紙につながるように指先あそびを大切に取り組んでいます。

発達に応じて新聞紙、のり、シール貼りなどの指先を使うあそびを行い、手先、指先を細かく動かせるように、いろいろな素材に触れています。びりびり新聞紙をちぎってみたり、大人と一緒にねじってハンドルやわっかにしてあそびました。

2歳児は、簡単な直線折りに取り組んでいます。半分に折って端と端を合わせることを丁寧に伝えています。おにぎりなどの1回折るだけの物や数回で折りあがるものに取り組んでいます。折り紙の他にものり、新聞紙あそびなどを行います。

真剣な表情で折り、形ができると嬉しそうにしていました。

1年を通して折り紙に触れていくことはもちろんですが、季節を感じられるものを折ったり、様々な折り方に触れたり、伝統的な折り方を学んでいったり、1枚の紙でもいろいろな遊びが生まれることを感じていってもらいたいと思います。

そして、次の年につながるように指先や手先を使う遊びにたくさん取り組んでいきたいと思います。

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