11月、12月の保健活動

2020.12.28
生活クラブ風の村保育園八街

11月・12月の保健活動

今年度の保健活動は、コロナ対策として子ども同士が密にならないよう間隔をあけて椅子に座り行いました。

11月は【手洗い、うがいの仕方・鼻のかみかた】についてです。

このテーマは毎年行っているので、今までのおさらいも兼ねて行いました。

まず、手洗いの方法はみんなで一緒にどんぐりころころを2回歌いながら練習しました。2回歌うと30秒ほどになります。みんな手洗いの方法をしっかり覚えていました。

 

鼻のかみかたも片方ずつやさしくかみます。勢い良くかむと鼻血がでたり、耳が痛くなることも話しました。

 

咳とくしゃみをしている女の子のイラストを見せると「あっ、これ知ってる」と以前に話したことを覚えていました。

毛糸のポンポンをばい菌に見立て咳やくしゃみをするとばい菌がどれくらい飛んでいくか確認しました。咳をすると3メートル・くしゃみをすると5メートルほど飛んでいきます。子ども達は「ばい菌、遠くに飛んでいくね」「すごーい、あんなに飛ぶの?」などの声が聞かれました。

咳やくしゃみが出たときは、マスクをしたり、ハンカチで口を押さえたり、なにも持っていない場合は上着の肘のところで口を覆うことを話しました。

 

12月は【鼻くそはどうしてできるの?】です。

これは子どもとの何気ない会話から質問されました。

そこで鼻のしくみや役割を知りながら、なぜ鼻くそはできるのか?またその上で正しい鼻のお手入れ方法を話しました。

「鼻くそ」と言うと「えー鼻くそだって」と笑っていた子ども達も、イラストを使って、いろいろなばい菌(例えばホコリや花粉・チリなど)が鼻の中に入り、鼻毛や鼻の奥の方にあるねばねば(鼻水)にからみついてばい菌が肺に入らないように守っていることや、鼻くそができる仕組みなどを話しているうちに真剣な顔になり良く聞いてくれました。

次は正しい鼻のお手入れです。指でぐりぐりほじったり強くかんだりすると鼻の中を傷つけてしまい、鼻血が出てしまいます。お風呂上りの鼻の粘膜が柔らかくなっている時に、やさしくかむことなどを話しました。

 

最後に「鼻くそ」という絵本をよみました。これまで説明してきたことのおさらいが書いてあり、しっかり聞いてiいました。

   

 

手洗い方法など毎年同じテーマで話しをすることで、少しずつ清潔習慣が身についているように思います。

また日常の会話の中で、子ども達から大人では考えつかないような体の疑問を聞かれることがあります。そんな疑問にこれからも答えていきたいと思っています。

今年度の保健活動は、これで終了です。来年度も子ども達が興味をもってくれるようなテーマで保健活動を行っていきたいと思います。

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