2021.09.01

「哲さんの声が聞こえる」

緊急事態宣言が続き、花入れを休止しています。このブログもずいぶん久しぶりです。表題「哲さんの声が聞こえる」は、「中村医師が見たアフガンの光」という副題がついた、加藤登紀子さんの近著です。7月20日に出版されたばかりですが、タイムリーといえばあまりにもタイムリーな情勢になってしまいました。

登紀子さん(私は彼女をそう呼んでいるので)は、中村哲さんと、そう何度も話したことはないそうですが、毎年末のほろ酔いコンサート会場ではペシャワール会へのカンパが呼びかけられています。それにしても、この表紙の写真の二人の笑顔はなんとも素敵ですね。深いところで信頼し合っているような。内容も素敵ですよ。登紀子さんが、中村さんの数多くの著作を読み直して、哲さんと出会い直している、そして、それを読むことで、私たちが中村哲さん、加藤登紀子さんに出会い、アフガンと日本と世界に向きあうことができる、そんな本です。

私は、登紀子さんの夫である藤本敏夫さんとも学生時代からの友人でした。その彼が亡くなる2週間前に病室に呼ばれ、日本の農業の将来について彼の構想を聞き、協力を依頼されたのですが、私は福祉の仕事に専念することになったので、その約束を果たせないで来ました。それが、藤本さん、登紀子さんとの共通の友人二人から頼まれ、1年半くらい前から「有機の里づくり千葉県団体連絡会」(ちばだん)という団体の会長になっています。藤本さんとの約束を19年ぶりに果たしていることになるかなと思っているところです。やはり1年半くらい会っていない登紀子さんへの、この本をいただたお礼状に、そのことを書きました。19年前の病室には登紀子さんもいました。喜んでくれるかな。

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