2021.06.16

日曜の花

だいぶ前のことになるが、6月6日の毎日新聞朝刊「時代の風」に、ショッキングな記事が出た。ショッキングといっても、実は、このところ、いろんな調査で同様の結果が公表されているので、驚きはしないが。

この調査は日本財団が行なっているもので、日本、インド、インドネシア、ベトナム、中国、韓国、英国、米国、ドイツの17歳から19歳の各国1000人ずつを対象として、2019年におこなわれた。以下、長谷川真理子さんの記事を引用

「調査項目の第1は、「自分を大人だと思うか」である。日本で「そう思う」若者は、全体の29・1%だった。つまり3分の1だ。中国が一番高くて89・9%。各国ともだいたいが80%台。韓国の49・1%とベトナムの65・3%が特に低いのだが、日本はそれらと比べても特別に低い。

2番目の質問は、「自分は責任がある社会の一員だと思うか」である。日本で「そう思う」と答えたのは44・8%だった。半分に満たない。中国が一番高くて96・5%で、各国ともだいたい80%から90%である。それらに比べれば低いのが韓国で、74・6%なのだが、日本はそれにもほど遠い。

3番目の質問は、「将来の夢を持っているか」である。日本で「持っている」と答えたのは60・1%。4割は夢がない。この質問ではインドネシアが一番高くて97%、中国96%で、ほとんど90%以上である。若者は、みんな夢を持っているのが当たり前なのではないか? いつも数値が低い韓国でさえ82・2%である。

4番目は、「自分で国や社会を変えられると思うか」という質問である。日本で「そう思う」と答えた若者は、たったの18・3%しかいない。ほとんどあきらめの状態だ。一番高いのはインドの83・4%。ほかはだいたいにおいて、四捨五入して50%から70%である。ここでも低いのは韓国の39・6%であるが、それと比べても日本は特に低い。」

さてさて、この現状こそ、日本の最大の危機だと、私は思う。もちろん、少子化の問題とか、差し迫った緊急課題はほかにあるが、若者が次代を担ってくれなければ、この国の未来はない。政治家が、この現状を危機と捉えて、与野党を超えて対策を考えなければならないと思う。これを放置して、まともな国がつくれるわけがない。

日曜の花、時間がないので、花の名前はあとで。

 

 

 

 

 

 

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