2021.05.30

昨日の花

今朝の毎日新聞の「時代の風」、日本総研の藻谷浩介氏が「五輪中止論のはざまで」のタイトルで書いています。結論的には、万全の感染防止対策を講じたうえで開催することを希望するという内容なのですが、毎度そうですが、彼の論は、豊富なデータに基づいていて面白いです。

米国国務省が日本への渡航中止勧告をおこなったが、これは、「「最近4週間の新規陽性判明者数が、人口100万人あたりで1000人を超えたら発動する」という機械的な基準に沿ったもの」だそうです。日本の5月26日までの4週間の数字は1180人だったそうです。続けて彼はこの措置について、「「どの面下げて」という感は否めない。」といいます。米国の最新4週間の数字が日本の2・5倍の2894人だからです。ちなみにEU平均は3310人で日本の2・8倍なのです、「昨年からの累計では米国で人口の10・0%、EUで7.2%が感染したが、日本は0.6%。欧米とはけた違いに感染を抑止できている。」のです。ワクチンが欧米に比べてはるかに遅れているにもかかわらずです。

日本で緊急事態宣言や蔓延等防止重点措置を取らねばならない最大の理由は病床のひっ迫です。ある意味、この点に関して1年以上にわたって、ほとんど有効な対策を取れてこなかったからなのです。

また、英国の最新1週間の新規陽性判明者数は人口100万人あたりに換算して38人で、日本は35人とのこと、そのうえで「多くの英国人は現状を「危機は終わった」と捉え、多くの日本人は「日本は終わった」と捉えている(そこまでではないと思いますが‥‥)のだが、英国人は楽観が過ぎるし、逆に日本人は悲観が度を越している。」としています。

自分が、あるいは周りの人が感染しないために最大限の措置を取ることはもちろんですが、確かに、悲観的すぎるのではないかと私も思います。日本の感染状況よりも数字的には悪い国、地域で、生活を元に戻そうとしている半面、日本では、なんかものすごく感染が広がっている前提での「緊急事態」となっている、この差は一体何なんだろう、マスコミの報道姿勢にも問題あるんじゃないかなと思う今日この頃です。

さて、昨日の花です。

リョウブ、アスター

ドウダン、ミニ胡蝶蘭、モンステラ

ドウダン、トルコ桔梗

コメント

  • 娘さんが実際に「日本は終わっている」と言っておられるとは!!!
    私が、「そこまでではないと思いますが‥」と書いたのは、そこまでだと思っている日本人が多ければ、この国はもう少しましになっているだろうにと思うからです。森友問題で人が死んでもどこ吹く風、そんな政府であっても国民はどこ吹く風、このままでは本当に日本は終わってしまうのに。
    娘さんに会いたいです。

  • 初めてなのでよく要領がわかりませんがよろしくお願いします。

  • 思わず吹き出してしまいました。中学教師(理科)の娘の最近の口癖が「日本は終わっている。」だったからです。(勿論家の中だけの話だと思いますが。)そんなとき、5月30日、福岡県の大牟田市の病院で医療従事者に打つ予定だったワクチン1044回分が3日間、常温放置され、廃棄されたとの報道があった(毎日新聞)。経過は冷凍保存されていたものを職員(?)取り出した際、1箱の戻し忘れだったとのことで、病院長の謝罪と対策として、1人体制の作業だったのをチエック体制を取れるよう今後は2人にするとか…。失敗をした人はどんな思いだろうか…、今のコロナを巡る状況、とりわけ現場を想うと、もの悲しさ、切なさで涙が滲んだ。可憐な白い花に心が慰められました。

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