2021.07.19

雑感

このブログでは政治的な発言を出来るだけ控えてきた。風の村の職員、ご利用者には、いろいろな考えがあるので、そのどれかに賛同し、どれかに反対するような発言は、このコーナーには相応しくないと考えるからだった。しかし、先日の、前総理、安倍晋三氏の雑誌HANADA上の発言には流石に驚いたし、これには断固として反対の意思を表明しないわけにはいかない。

彼は、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と言ったそうだ。だいたい、この、「反日」というのは、一体、どういう人たちのことを言うのだろう。安倍晋三氏のような、国粋的な立場の人、つまり、アジア太平洋戦争をも自衛戦争だったと肯定する立場の人々が、そうでない人たち、例えば日本は間違っていたとする考え方の人たちを自虐史観とか「反日」とかレッテルを貼っているのだ。このこと自体が全くおかしい。アジア太平洋戦争が間違いか間違いでないかという「歴史認識」で立場が異なるのは、まっ、よしとしよう。しかし、その片方が、「反日」というのは、どこからどうみても、理屈にならない。

もし、戦争が間違っていたとする歴史認識の政党が政権を担ったら、戦争はやむを得ない防衛戦争だったという考えを「反日」とレッテル貼りしてしまおうか。実際、2009年から3年間、そういう政党が政権を取ったのだ。彼らが、安倍さんたちを「反日」などとレッテル貼りしなかっただけだ。

だから、日本の過去の一部を批判的に見る歴史認識を「反日」とすることは、100%おかしい。そんな姿勢を「反知性主義」という。一国の総理経験者が、「反日」などという、知性のかけらのない言葉を使うことは、日本の政治の退廃と言わざるをえない。さらには、「そういう人たちがオリンピックに強く反対している」と、一国の総理経験者が発言するとは、日本人として、恥ずかしくてたまらない。

政治家の退廃極まれり。こういうことを言うのが、「反日」なんですかね。

さて、土曜日の花です。

先週使ったガマとドウダンがまだ使えました。それに新たに、スモークツリーとオンシジウムを加えました。

アナベル、トルコ桔梗、細長い葉は風の杜から摘んできたのですが、名称不詳です。

右の花はミニバラ、左の苔は、トキワ忍です。

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