2021.11.19

風の村花日記終了のお知らせ

2000年の2月に風の村(現風の村八街)ができてから、週1回の花入れを続けてきました(最近は、コロナ禍もあってサボることが多かったですが)が、体力の限界(私はだいぶ前から車いす生活なので、ただただ花を生けるだけ、水が入った大きな花器の移動やら何やら、体力が必要なことはすべて妻の役割でした。したがって、「体力の限界」は妻のことです)から、花入れを終了することにしました。27日か28日にクリスマス飾りをして、年末に正月飾りをし、それで終わりにします。22年足らず何とか継続することができました。飽きっぽい私がよくもまあ、と自分を褒めてやりたいです(笑)花入れ終了に伴って、風の村花日記も本年末をもって終了にさせていただきます。これまで花日記の内容はフェイスブックにコピーしてきましたが、今後は、フェイスブックで発信を続けていきたいと思います。

さて、最近読んだ本「リニア中央新幹線をめぐって」。本のタイトルもさることながら著者が山本義隆さんだったことで購入した本です。山本義隆さん(著者とはいえ、とても呼び捨てにできない!)は、我々の世代、そして、我々のような体験を経たもの(どういう体験だい?!)にとっては、偶像(偶像崇拝する趣味はないので、何か別の表現をすべきだが)といってもよい存在です。1941年生まれ(なんと80歳!)元東大全共闘議長で日大全共闘の議長だった秋田明大さんとともに、60年代全共闘運動の象徴的な存在でした。山本さんは、今も駿台予備校の講師だそうで、全共闘時代の取材は一切受けていないとのことです。逮捕、拘留後は、科学者として多くの書籍を著しています。そうした専門書には手が出ませんが、たまに出版される市民向けのこうした著作で彼を懐かしむことができます。

それにしても、人口減少時代、リニア中央新幹線は中止すベきだと、この本を読んで強く思います。エネルギー消費量は、従来型新幹線の4~5倍とのこと、「東京ー名古屋間286㎞だけでも、そのうち90%近くの247㎞がトンネルで、しかも、自然豊かな南アルプス・赤石山脈を貫通するというものです。これに対して、静岡県の知事が県民の生活と産業を支えている大井川の水源を破壊する恐れがきわめておおきいという正当で切実な理由でもってトンネル工事の着工を認めていないわけですが、トンネル掘削それ自体はもとより、そのさいに生み出される膨大な残土の処理も含めて、甚大な自然破壊・環境破壊であることはすでに多方面から指摘されてい」(p16)るのです。

2060年には、人口が8000万人台になり、今世紀末には、4000万人台になると予想されています。これまでの右肩上がりの価値観を根底から転換しないと、この国の幸せな未来はあり得ません。

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