いいもの わたしの たからもの

2018.09.09
生活クラブ風の村保育園八街

豊かな自然に囲まれた風の村保育園の園庭で、

子どもたちはさまざまな虫や植物に触れて過ごしています。

給食の時間が近づきお部屋に入り始めるころになると

「まだ持っていたい!大事なんだもん!!」と

園庭で拾った木の実や、気に入った石を握りしめているてんとうむしぐみさんの姿があり、

虫かご兼お気に入りばこを作りました。


あけておいた穴に自分で紐を通し、完成するとさっそく肩にかけ園庭に駆け出していきました。


「何見つけたの~?」とお互いにカゴを覗き合い、

なんだか自分も欲しくなって

「どこにあった?」と教えてもらいながら友だちと一緒にあっちに行ったりこっちに行ったり。

お部屋に入るころには、カゴの中に一人ひとりの宝物が。


「どんぐりが見つからな~い!!」と言っていた女の子。

一緒に木を見上げて(大人)『これ、赤ちゃんどんぐり。大人のどんぐりになるまで木にいるんだよ。』

それから一緒に木の下を見ると「落ちちゃった赤ちゃんどんぐりがいる。」と集め始ました。


「赤ちゃん、落っこちちゃってかわいそうだね。さむそう。」

「だからね、入れてあげるの」と、一つひとつ拾ってカゴの中に入れてあげていました。

自分が感じることと同じように、植物や生き物を思いやる優しい心が育っているなあ…と心温まる子どもの姿に出会えました♡

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