いらっしゃいませー!!
空き箱やラップの芯など廃材を使ってあそぶことが大好きなこどもたち。12月に廃材で楽器あそびをしてから、廃材楽器ブームが続いています。「なんか、これ太鼓みたい」と言って1人の子が叩き始めると次々に空き箱を並べ、叩きに来る姿があります。みんなの叩く音は次第に大きくなっていき、「うるさーい!静かにして!」と隣のクラスのお兄さんお姉さんに言われることもありました。また、ダンボールで保育者と一緒に家を作ると、ポストや窓などを作りたいという声が上がり、春の時よりもダンボールの家がより家らしくなっていました。
楽器以外に何かできないかな?という話をすると、夏に作った「飴を作りたい」という声や、「焼きそばがいい」「何か納豆もいいんじゃない?!」「ピザも作る」「ジュースも!!」と言いながら食べ物作りが始まりました。毛糸が人気で、好きな長さに切り、トレーに乗せて、画用紙でトッピングをした焼きそばや納豆が次々にできていきました。割りばしも用意して、本物を食べるようにすする真似をしながら食べている姿がありました。
部屋の中で「いらっしゃいませー!」と保育者や友だちを誘う子どもたち。作る方が楽しくなると誰も買いに来てくれず、「ねぇ来てよー」と大きな声で人を呼ぶ姿もありました。どうしたらきてくれるかな?と聞くと、「お手紙届けて来る」と言って、招待状を描き、好きなクラスに走って届けに行く姿がありました。
招待状を見た小さいクラスのお友だちや事務所の職員などが来てくれると嬉しそうに「いらっしゃいませー!」と言って食べ物を売っていました。
売り方は独特で「ここまで持ってきてください!」とレジの子が呼び掛けて、手作りのバーコードをピッと読み込んでいました。ピザ屋さん、ジュース屋さん、焼きそば屋さんと分かれているのではなく、1つの大きいスーパーマーケットをイメージしていたようです。焼きそばのトレーの裏や飴1つにもバーコードをつけている姿があり面白かったです。
1月に盛りあがったお店屋さんごっこですが、段々と鬼のお面あそびで行わなくなってきたかな?と思っていましたが、2月になっても「今日お店屋さんやろう」と言って友達を誘い、自分たちで料理を並べてあそび始めている姿があります。自分の宝箱には、今も手作りの財布とお金を入れている姿があります。
まだまだ廃材のお店屋さんごっこは続きそうです。
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