くすりについて
今回は「くすり」について話しをしました。
病気になると、くすりが治してくれるイメージがありますが、そうではなく元々人間には病気やケガを自分で治す力を持っています。
病気に負けない強い体を作るにはどうしたらいいのか?また、くすりの種類や役割、注意する点などを話しました。
みんなに「くすりを飲んだことある?」と聞いてみると、「あるよ!おいしくなかった」「あまかった~」など、いろんな答えが返ってきました。
普段私達は 風邪をひくと暖かくして寝ていたら体調がよくなったり、ケガをした傷口がいつの間にか治っていたりします。
それは、自分の体を自分自身で治す力を持っているからです。
くすりを使うときは、自分の力だけでは治るのに時間がかかったり、体がばい菌と戦っている時に、一緒に戦う役割をします。
薬にはいくつかの種類があります
☆口から飲むくすり→粉薬・シロップ・錠剤・カプセル
☆皮膚・目・鼻などに直接使うくすり→湿布薬・目薬・軟膏
☆皮膚や筋肉・血管に直接くすりを入れる→点滴・注射
それぞれ効果が現われる場所が違います
口からくすりを飲むとどこで溶けてなくなるのか?
くすりは、口から入ると胃や腸で溶けて、全身を流れる血液と一緒に移動します。そして、ばい菌と戦っている場所へ行くのです。
頭が痛かったら頭へ、お腹が痛かったらお腹へ、咳がでたら肺へ、水がでたら鼻へ それぞれへ移動します。
そして戦い終わったら、おしっこと一緒に流れていきます。イラストを使い話しをすると、真剣に聞いてくれました。
次に病気に負けない強い体をつくるにはどうしたらいいか?
規則正しい生活を送ることが一番です。
○夜は充分な睡眠をとる・日中はお昼寝をして体を休める
○おひさまの下で沢山遊ぶ
○好き嫌いなく3食しっかり食べる
○お風呂に入って体を清潔にする
いつもみんなの気持ちと体が健康でいられることが大事です
くすりを飲む時の注意点として、くすりは体の中でききやすいように、いつ・どれくらい飲むのか決められています。特に子どもの体重で量が決まります。医師がその人にあったくすりを処方するので、他の人のくすりを飲むのはいけません。また、内服する時間を守ることが大切です。
最後に「かいたらいけないよ」という紙芝居を読みました
汚い手でかゆい所をかいたら「とびひ」になり病院でくすりを処方されるお話しです。
手洗いをして手を清潔にし、くすりをしっかり飲む事・かゆくてもかかないことなどが描かれています。みんな真剣に聞いてくれました。
今年度の保健活動は今回で終了です。
1年を通して様々な話しをしてきましたが、少しでも日頃の生活の中で役に立てたらと思います。
そして 今後、何か課題があれば その都度話していきたいと思います。
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