すぐに壊れちゃうから…

2025.11.05
生活クラブ風の村保育園八街

保育者が作ったカプラの家に入ったり、4・5歳児が組み立ててあそぶ姿を見たりしてカプラであそぶことが好きになったおひさまぐみのこどもたち。カプラの本を持ってきては、「ロボットつくりたい」「これと同じわんちゃん作りたい」などと言って本と同じものを作ろうと挑戦しています。1人では組み立てられないと「一緒に作って」と言って保育者の力も借りながら、なんとなく同じような形になると、嬉しそうに「わぁ!○○のできた!」と話しています。

自分で考えて、家や道路を長く繋げていく姿や、「お祭りの山車。上に人形乗ってるんだよ。桃太郎がある。」などと言いながら見たことのある物をカプラでも作ろうとする姿もあります。

色々な形になるカプラですが、バランスを取ることが難しく、少し触ったりぶつかったり、何もしていなくても倒れて壊れることが多くあります。すぐに壊れてしまうことに、怒ったり泣いたりする姿がありますが、そんな中、「また作ったらいいよ」「壊れてもいいんだよ」「大丈夫!」と友だち同士で言葉を掛け合い、壊れてもまたあそび始める姿も見られるようになっています。

すぐに壊れてしまうからこそあそびが続かないこともありますが、また別の物を作ってみようと思う気持ちになるのかもしれません。

作ったものが壊れてしまう悲しさやイライラなどを受け止めていきながら、失敗しても大丈夫!壊れても作り直せばよい!と思う気持ちや新たなことに挑戦してみようと思う気持ち、諦めない気持ちが育っていくといいなと思っています。

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