でんでんのうんち
ねむぐみ・そらぐみのテラスに姿を現したカタツムリ。
『見て~!カタツムリがいるよ!』の声に集まる子どもたち。
『うねうねしてるね』『結構おおきい』
『でーんでーんむーしむーし♪のカタツムリだよ』というと、
みんなも「でんでん」!
もっと近くでずっと観察したいから、今週はバケツで暮らしてもらおう。
でんでん、いらっしゃい!
『なに食べるかな~』『図鑑だとにんじん載ってましたよ!』『うんちもオレンジになるって』
「じん?」「にんにん!」と子どもたち。
厨房に、にんじんのカケラをもらいに行きました。
しばらくすると・・・『食べてるう~~!!』
バケツを囲み、覗き込んで、カタツムリがにんじんに張り付いている様子を観察しました。
そのあと黒いうんちが出てきて。まだオレンジ色のは出ないねえ…
『ほら、でんでんいるよ』『今日は上の方にいるね』と毎日でんでんにご挨拶。
その翌々日くらいにはオレンジ色の塊が!!!
『見て!オレンジ色のうんちしてるよ!』
またみんなで囲んで観察。
「ち!」「あ!」と子どもたちも指をさします。
大人も実際にオレンジ色のうんちを見たのは初めてで大興奮。
殻の中の体もかすかにオレンジ色でしたよ!
お休みに入る前には、お外に返しました。
でんでん、素敵な体験をありがとう!
『』の言葉は大人の会話です。(多いですね)
このエピソードを子どもの体験として振り返ると、大人出しゃばりすぎたかな?私たちの方が興奮してたよね…なんて言葉もありましたが、
大人が探求心を持って試したり、気付いて喜んで伝えあって、知りたい気持ちやわかった嬉しさを姿として見せられたんじゃないかなと思いました。
大人はある程度いろんなことが分かるから、正解を教えてしまったり、「ほら!」なんて反応をしてしまうこともあるかもしれませんが、
「どうなるんだろう?すごい!」と一緒に心を動かして子どもと過ごすことが、子どもたちの学びや思考の根っこを育てるのかなと思った出来事でした。
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