アートの日☆おりがみ2月

2018.03.06
生活クラブ風の村保育園八街
5月から取り組んできたアートの日おりがみも、今年度は最後となりました。
約1年のおりがみの活動を通して、紙1枚が色々な物に形を変える面白さや様々な折り方を知ることが出来たと思います。
2月の折り紙は、つる・おひなさま・いすです。

・つる

伝承的な折り紙であるため、折る経験をして欲しいと思っていた“つる”ですが、折り方も難しく、工程もたくさんありました。
大人が側に付き、1人ひとりがじっくりと理解しながら折り進めていけるようにしました。
難しくてできないところ・わからないところがあり苦戦している子がいると、
大人が声を掛ける前に、近くにいる友達が気づいて言葉で教えたり実際に折って見せている姿もありました。
折り方を友達に教えることで自分の理解も深まり、自信へも繋がっていると思います。
下からフッと息を吹き込んで、羽を広げると“つる”が完成です。

・おひなさま

 来月3日のひなまつりに向けて“ひな人形”を折りました。ホールにもひな人形が飾られ、子どもたちも興味を持ち始めています。
おだいりさま と おひなさま を折り、本物のひな人形を見ながら顔を描いたり、着物に柄をつけました。
おだいりさま と おひなさま を台紙に張り、自分だけのひな人形の飾りが出来ました。
折り紙を折った後の飾りつけへとあそびが広がり、製作を楽しむ姿がたくさん見られました。

・いす

真ん中に向かって角を折り、ひっくり返してはまた角を折り…を繰り返す折り方です。
見本を見て流れを理解できると、あとは子どもたちで教え合ってどんどん折り進めていきました。
完成形の椅子をじーっと見つめ、どうやったら同じ形になるのか、いろんな方向に紙を向けて試行錯誤していました。

三角をひらいてつぶして四角にする方法も、これまでの経験もあり、だんだんと得意になってきているようです。
折り紙のあそびでは、手先を細く動かしたり、頭で考える・想像する力を使う経験ができます。
うまく出来なかった時にもう一度やってみようという意欲や、完成した達成感から自信なども育っていくことでしょう。
アートの日おりがみでの体験で、
「折り紙って面白い!」「次はこんなものを折ってみたい!」と子どもたちが感じて折り紙を手に取る機会がより増えていき、
それによって子どもたちが更に学び、育っていけたら嬉しいです。
前の記事
次の記事
事業所だより一覧

Recruit ⾵の村で⼀緒に働きませんか?

採用サイトはこちら

ユニバーサル就労の取り組み

NPO法⼈ユニバーサル就労ネットワークちばと連携