ヤママユ発見
10月17日 テラス天井に大きな蛾を発見する。

子ども達は大きな蛾に大興奮していました。
大人や友達に知らせたり、図鑑で照らし合わせて調べてみたり・・・
朝の集まり時に、蛾を捕まえたい思いから
皆で話し合うことになりました。

蛾を捕まえるためには、どうする?
「ストローで吸う」「網に蛾が好きそうな食べ物を入れる」「網で挟みうみする」「紙飛行機をとばして、外に出して網でとる」など・・・皆で対話をしながら考えました。
蛾の種類、危険ではないかなども調べた結果、「ヤママユ」だということがわかりました。
ヤママユ
ヤママユの仲間に毒のあるものはいません。
ヤママユの成虫は口が完全に退化しており、蛹化以降は一切の食餌を摂らずに幼虫時に蓄えた栄養だけで生きるそうです。
幼虫時には緑色で4回の脱皮を経過して熟蚕となり、鮮やかな緑色をした繭を作り絹糸が採取され、「天蚕糸」と呼ばれているようです。
話し合いの結果、「飛行機をとばして、外に出して網でとる」ことになりました。

飛行機を順番に飛ばして刺激をしてみるもの、ヤママユはびくともしません。網を持っている子がそっと網に入れると、ヤママユはやっと動き、2つの網を合わせて逃げない様にして、その間に他の子が急いで虫かごを取りに行き、網から虫かごに入れる事も、子ども達で考えながら行っていました。みんなで心がひとつになり、やっと虫かごに入れる事が、出来ました。

みんなで観察を行い、ヤママユの成虫時の寿命は僅か1週間ほどであり、限られた時間で子孫を残す活動をしなければならない事を話し、自然に戻す事になりました。

初めて出会ったヤママユ、今回の活動により、興味関心を広げたり図鑑で調べたり、観察する事で知識を得る事ができました。
幼虫時に作る繭も見てみたいですね。
また、ヤママユに出会える事ができます様に・・・
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