ロホクッション学習会

2018.09.18
生活クラブ風の村福祉用具事業部

アビリティーズの中里所長、五十嵐副所長氏を迎え、車いす用のクッションであるロホシリーズの特長や空気圧調整の仕方などを学びました。

ロホクッションはゴムでできた小さな出っ張りにそれぞれ空気が入り、お尻をふんわりと包み込むような構造になっているクッションです。

沢山種類があります。

・床ずれ予防と姿勢保持優先

・床ずれ予防を優先

・座位安定性を優先

・快適性優先

上記のニーズに合わせて選定していきます。

また、中の空気位置を調整する事でずっこけ座り防止や左右に傾いてしまう対策、足こぎに適した空気調整など、利用者の状態に合わせ細かく対応ができます。

実際に長く座っていると感じるのですが、「痛くならない」のです。

長時間車椅子で過ごす方や床ずれリスクの高い方には非常に有効と思われます。

介護保険でレンタルが可能な商品ですので、興味のある方はぜひ声をお掛けいただきたいと思います。

また、空気圧の調整が必要になるため、最大限効果が望めるような空気圧調整も学ぶことができました。

実際に教えてもらった調整をやってみました。

お尻の下に手を入れるのですが、場合によってはできない事もありそうです。
特に異性が調整する場合には難しい場面もありそうですね。

専用のクッションになりますが、チェッカー付きのもあります。

これなら手を触れることなく適正なエアのチェックができます。

他のクッションでは得られない優れた除圧効果。快適性。その方に合わせた調整が細かく可能なのはやっぱりロホならではだと思います。

ロホではないのですが、もう一つ。

車椅子等からの移乗時の負担軽減ができる「ささえて」を紹介します。

新手の暴走族みたいですが、車椅子にぴったりくっつけ、前に回ってハンドルを引くと利用者が胸とお腹で前のめりになり、そのまま移動ができるというものです。いわゆる移動用リフトです。

うーむ。動画で紹介できればわかりやすいのですが…

ちょっと大きめな用具なので、施設などでベッドから、車椅子から、の移乗に使うのに便利だと思います。

たかがクッション。されどクッション。

車椅子クッションでお困りの際にはぜひご相談ください。

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