保健活動 体の部位の名前・仕組みを知る  体の拭き方・皮膚の病気について

2024.07.05
生活クラブ風の村保育園八街

今年度も、看護師が子どもたちに生活の中で自分の体のことや、清潔面、感染予防などを知って欲しいと思い保健活動を行います。今回は「体の部位の名前・仕組みを知る 体の拭き方・皮膚の病気について」話しました。

今回の保健活動で1番最初に伝えたことは 自分の体はすべて大切なものの集まりで、その中でも心臓や頭は特に大切な場所で、ふざけて友達を叩いたり、押したりしてはいけない事を話しました。

まず男の子の体の絵を見て体の部位のよび方を確認していきます。途中で肘と膝がわからなくなる子もいましたが みんな体の部位の名前を理解していました。

               

人間の体は、主に骨と筋肉と靭帯(じんたい)でできています。筋肉は体を動かすのに重要な働きをしています。

腕はどうして曲がるのか?それは靭帯が伸びたり縮んだりして曲がるからです。模型を動かすと自分の腕も一緒に動かして動作を確かめていました。

              

筋肉はタンパク質からできています。この日の昼食の献立の食材で「からだの血や肉になるもの」が豚ひき肉・牛乳・味噌・納豆と伝えると、昼食時「おかわりしたよ!」「筋肉だよね」と言ってくれる子もいました。

次に水遊びが始まったのをきっかけに、「体のふき方・皮膚の病気」について話しをしました。

普段、シャワー後に水滴のふき残しや体に砂が残っていることがあります。

そこで男の子のイラストを使い、どんな所にふき残しや砂が残っているか?子ども達と一緒に考えることにしました。

「ふき残しがある場所」は赤まる  「砂が残っている場所」は青まるであらわしました。

子ども達は「くび~?」「せなかかな?」といろんな意見がでました。そしてイラストでひとつひとつ場所を確認していきました。また、ふき残しがあったり、長時間濡れたままでいると、体が寒くなったり、洋服が着られなかったり、床が濡れて転んでしまうことを話しました。

      

そしてイラストを見ながら自分のタオルを使って、体をふきました。ふく時は強くこすらず、やさしくふきます。

順番は顔→頭・首→腕・脇の下→おなか→足・足の後ろ→背中→お尻→股です。背中はタオルのはじとはじを持って横、斜めにふいていきました。

みんな「次はおなかかな?」「背中ふけるよ〜」と言いながら楽しそうにふいていました。

砂がたまるところ・拭き残しがあるところのイラストと拭き方の順番のイラストはシャワーの所に掲示し、いつでも子ども達が確認できるようにしています。

      

最後に「皮膚の病気について」です。 実際に写真を見ながら話しをしました。

これから暑くなると、あせもやとびひ、虫刺されが多くなります。

肌を清潔にし、爪を短くすることで傷がつかず病気になるのを防ぐことができます。そして髪の毛も目やほほにかからないようにゴムで縛るとスッキリして清潔が保てます。

            

最後にみんなにクイズをだしました。ロケット組さんに手の骨・にじ組ほし組さんに足の骨の数を数えてもらいました。みんなの体は約206個の骨で出来ています。手・足だけでも沢山の骨がある事を知ってほしいです。

今後も くり返し保健活動を行うことで、自分の体に興味をもち大切にする心を育んでくれたら嬉しいです。

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