保健活動 病気やけがの時に使うものを知ろう
今回は保育園で、病気やけがをした時に使用する衛生用品や、道具の目的・使用方法について話しをしました。
主に、ひだまり部屋の入り口の棚・クラスにある物・看護師が持っている物について話しました。
まず ひだまり部屋の入り口の棚には 沢山の備品が置いてあります。主にAED・シーネ・虫に刺された時に使用するもの・嘔吐物セット・氷嚢等です。
AEDは心臓が病気や外からの強い刺激で ブルブル震えてしまい規則正しく動かなくなった時に使います。
体にパッドを貼り AEDの指示に従います。実際に音声を聞かせると、「すごい!」「ちょっとこわい⋯」などの反応があり
真剣な表情で見ていました。またAEDはいろんな場所(学校・病院・コンビニ等)に設置してあるので、表示を気にしてみることも大切だと思います。
「歯医者さんで見たよ!」という子もいました。
シーネは骨折の固定に使います。大・中・小があり、体の大きさや骨折部位で使い分けをします。固定は包帯でします。シーネは曲げたり伸ばしたりして体に合わせることができます。
虫に刺された時に使うもので「ポイズンリムーバー」があります。虫の毒針や毒液を吸い上げるものです。
実際に腕を使って吸い上げてみると「うぁ 赤くなっている!」「痛そう」とビックリしていました。
氷嚢は頭や体をぶつけたり、腫れた場所を冷やすものです。袋の中に氷をいれて使用します。
次にクラスには救急セットが置いてあります。中には、絆創膏やガーゼ、虫よけスプレー、トゲなどを取る毛抜き、綿棒、軟膏、瞬間冷却パック、キューマスク(人工呼吸法時に使用)手袋が入っています。お散歩や広場に出かける時にも 持っていきます。
保育園で看護師が持っている物は、聴診器・医療用ハサミ・ペンライトがあります。
聴診器は心臓の音や肺の音を聞くときに使います。保育園では咳がでていて 呼吸が苦しそうな子に使います。
ペンライトは 耳・鼻・のどなど、光がないと見づらい場所に使います。
医療用ハサミは、包帯や紙の絆創膏を切ったり はがれそうな爪を整えるときに使います。ハサミの先が丸くなっており 皮膚を傷つけないようになっています。
最後に、聴診器で自分の心臓の音を聞いてみました。ロケット組さんから順番に並んでいたのですが、前の人が心臓の音を聞いているのをのぞきこみながら「ん~、なんかこわいなぁ~、でも聞いてみたい!」とドキドキしている様子がありました。
いざ自分の心臓の音が聞こえると、うわ~と表情が明るくなり 何度もうなずいて「聞こえた!」と嬉しそうでした。
また心臓の音にあわせて「ドクン ドクン ドクン」とリズムを声にだして教えてくれる子もいました。
心臓の音を聞くことで 自分の体の働きについて興味をもってもらえればと思います。
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