管理栄養士にっしーの日記⑫

2025.09.26
生活クラブ風の村サポートハウス光ヶ丘

皆さま、こんにちは!

私は風の村光ヶ丘の管理栄養士です。

実は、私にっしーは長年連れ添っているご夫婦が、とても久しぶりに再会されるという場面に立ち会わせていただいた事があります。

その時の第一声を、私は忘れる事はないでしょう。

その第一声は、こちらでした↓。

「おーい、〇〇、お前、ごはんはちゃんと食べているのか?」

にっしー:(!)

この第一声に深い絆と愛情を感じ、そこに「食」が関わっている事にハッとしました。

これは、「私の仕事の意味は、私が思うより深い。」と再確認した瞬間でもあり、管理栄養士として襟を正し、心を新たにした瞬間でもありました。

さて、先日サポートハウス光ヶ丘ではご家族懇談会が開かれ、多くのご家族が参加してくださいました。

懇談会では、施設長挨拶・所長挨拶の次に、私にっしーも管理栄養士として「サポートハウス光ヶ丘の食」について下記のようにご説明いたしました。

①サポートハウス光ヶ丘のお食事は、厚生労働省が健康増進法によって定めた「日本人の食事摂取基準2025」を参考にし、利用者様の日々の健康をお守りしています。

感染症対策として免疫を支える栄養素、ビタミンDや鉄などを意識しています。

③私にっしーが講師となり、職員に向けて高齢期の栄養や食中毒予防に関する研修を定期的に行っています。それにより、調理スタッフや介護スタッフが一緒に知識を持ち、日々のお食事を安心安全に提供しています。

④ここ光ヶ丘では、「楽しく召し上がってこそ、体に優しい料理」と考え、日々のお食事が少しでも楽しみになるよう、オリジナルメニューや行事食を取り入れています。例えば、9月の敬老の日は「鶴亀金銀」と題してお祝いメニューを提供しました。10月は北海道グルメのエスカロップ、手作り蒸しパン、さっとん汁、栗ご飯など、あたたかメニューを提供予定です。

⑤人生において幸福を感じる事の1つとして「他の人に大切にされる事」ということがあるかと思いますが、「3食手作りの光ヶ丘の食を通じて、利用者様のことを、私たちが、大切に思っている」という事を伝え続けたいです。

限られた時間の中でしたので、今回は上記のようにご説明いたしました。

懇談会終了後、ご家族からお褒めのお言葉を頂戴し、本当に心から嬉しかったです。

ありがとうございました。

「おーい、〇〇、ごはんはちゃんと食べているのか?」

この問いに対し、全ての利用者様に、「大丈夫。毎日楽しく食べていますよ。」と答えていただけるよう、私にっしーは調理スタッフと共に、誠実に務めさせていただきたいと思っております。

さて、実はここ光ヶ丘では、次の事を大切にしています↓。

「厨房で調理された食事は、ユニットの人数分をまとめてリビングルームに運び、その場で盛り付けや配膳を行う。」

サポートハウス光ヶ丘という「我が家」で、利用者様が食に関わる「音」「香り」「雰囲気」に優しく包まれますように。

楽しくお食事をしていただけますように。

厨房で作られたお食事は、各館のリビングにあるキッチンに運ばれ、利用者様の目の前で盛り付けや配膳、時には調理もします。

写真は、今まさに厨房から各館リビングへと旅立つ調理スタッフたち。

今日も、サポートハウス光ヶ丘という「我が家」での楽しいお食事の時間が始まります。

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