管理栄養士にっしーの日記⑭
皆さま、こんにちは!
私は、風の村光ヶ丘の管理栄養士です。
早いもので、今年も師走も半ばとなりました。
ここ光ヶ丘の師走は、今年もとても賑やかです。
と申しますのも・・、
こちらをご覧ください。

冬至と言えば南瓜と柚子ですが、ここ光ヶ丘ではこちらにちなんで、冬至のお昼ご飯は毎年、南瓜と柚子の手作り蒸しパンを提供しています。(年に1度の大人気メニューです。)
そして、こちらにも。

クリスマスメニューのご案内。
キャロットライス・スープ・白身魚の地中海・サラダ・プリン。
今年は、プリンを可愛くデコレーションする予定です。
このように、ここ光ヶ丘の館内に所々に貼られているポスターの数々。
こちらは、実は私にっしーの仕業なのです。
しかし、私にっしーがこれを勝手に行っているわけではありません。
例えば・・、
上記のクリスマスポスター掲示前
にっしー:「施設長、こちらを掲示してもよろしいでしょうか?」(施設長の似顔絵風のイラストが入っているので。↓)

施設長:「かわいい。もちろん掲示してください。」
にっしー:(あ、施設長、まんざらでもなさそう??)
にっしー:「ありがとうございます。」
実は、この施設長のイラスト、利用者様にも職員にも大人気でして、毎年「欲しい」とのお申し出が何件かございます。
ケアワーカーからも、「さっき、クリスマスメニューのポスターを利用者様が何人かでご覧になっていて、かわいいと。どんな料理か楽しみと盛り上がっていました。」
また、ご家族からも、「冬至の日に南瓜と柚子の手作り蒸しパンだって!なるほど。美味しそう。」
このように、多くの反響をいただいております。
さて、【食べることは生きること】
このように言われていますが、だからこそ、如何に食に興味を持っていただけるか?ということを、ここ光ヶ丘ではいつも考えています。
そして、その取り組みの1つが献立ポスターの掲示となるわけです。
【食に興味を持っていただく】【お食事を楽しみにしていただく】
そのために、ここ光ヶ丘ではポスターの掲示だけでなく、献立名も工夫しています。
例えばこのような献立名です・・、快盗イヌリン、冠(かんむり)パスタ、ハッスル丼などなど。
しかし、何故にここまで私にっしーが献立名にこだわるのか?
それは・・、献立表には文字しか載らないからです。
献立表には、飲食店のメニューのように料理の写真が載りません。
写真でご興味を引くことが出来ない、厳しい世界なのです。
そのため、文字だけの「献立名」をご覧いただく、その瞬間に「食べたいのか?」「そんなに食べたくないのか?」が決まってしまう。
文字だけの世界の、いわば「1本勝負」なのです!
この厳しい世界で、少しでも「食べたい」と思っていただけるようにとの思いを込めて、私にっしーは献立名を真剣に考えています。
「とろーり」「ふんわり」「季節の」と食品名に入れるだけで、20円高く売れるという話を聞いたことがあります。
そのため、ここ光ヶ丘では、献立表やメニューのポスターをご覧いただいたり、献立名を聞いていただくだけで「食べてみたい」「食事が楽しみ」と思っていただけるよう、戦略的に食支援を継続しております。
「ねえ、管理栄養士のにっしー、あなたは本気で食べていただこうと思って、その献立名にしている?」
私にっしーは、新メニュー開発の時には、こう自問自答しているのです。
そして、それはこれからも続きます。
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