落葉で焼き芋
園庭に落葉がたくさん落ちていたある日。
保育者がほうきとちりとりを用意しておいて、園庭を掃き始めると「何してるの?」「ぼくもやりたい」と興味津々でテラスに向かい、自分の好きなほうきやちりとりを持ってきて真似して落葉集めを楽しんでいた3歳児。
普段あまり使うことのない大きな竹ぼうきにちりとり。「重たい。小さいのがいい!」といっていつもテラスにかかっているほうきを取りに行く姿もありました。「ブルドーザー!ガガガー」と言ってちりとりで集めている子もいました。「あっちにいっぱいあるよ」と言って森の中の落葉に気が付き森の中までほうきとちりとりを持っていき集めている子もいました。
集めた落葉は、翌日焼き芋に使いました。保育者が火を起こしてくれると煙がもくもくと出てきます。そこに落葉を入れると灰色の煙がひときわ大きく上がります。扇いでいる様子を見て段ボールを持ってきて真似して扇いでいる姿もありました。
「くさい!」「目が痛い」と言いながらも煙や火が気になって煙の方を覗きに行っては「逃げろ!」と走り回り、たき火を楽しんでいました。洋服で鼻や口を覆いながらみんなで煙に近づいていく姿が何とも言えない光景で、全身でたき火を味わっているようでした。
「焼き芋できたよ」という保育者の言葉に目を輝かせながら急いで身支度をして食べる気満々!
「熱いよ」「おいしいね」「あまい!」と言ってお友だちと顔を見合わせながら嬉しそうに食べていました。
落葉集めや、枝集めも自分たちで行ったので、よりおいしく感じたのかもしれませんね。
落葉であそびながら秋ならではの味覚を堪能しました。
※毎年、子どもたちがお芋を洗ってアルミホイルに包んでくれますが、
今年度は、コロナ対策として大人が対応しました。
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