車椅子の利用体験教室を行ってきました。

2018.11.02
八街市南部地域包括支援センター

10月31日(水)に八街市立笹引小学校で行われた、

『バスの乗り方・交通バリアフリー教室』に車椅子利用体験の講師として参加してきました。



【開催の目的】

①バスの乗り方教室

バスの乗降や運賃の支払い方などバスを利用する際の基本的な手順を、日ごろバスに接する機会の少ない子ども達に学んでもらうことにより、バスについての理解を広げ、利用促進を図る。

②交通バリアフリー教室

高齢者や障がいのある人が社会生活に参加するうえで支障となる物理的な障がいを実際に体験することにより、バリアフリーについての理解を深める。また、障がいのある人への介助方法を学び、必要な手助けを体験的に理解する。


①では、千葉フラワーバス(株)さんの協力のもと、実際の路線バス2台を使って乗り方の体験を行っていました。

参加した生徒さんからは、

「整理券の取り方がわかりました」

「電子カードの使い方がわかりました」

と感想があり、中学生や高校生になってバスに乗る際に戸惑うことがないよう学んでいました。

また、車椅子でバスを利用する乗降体験も行っていました。

②としては、視覚障がい疑似体験と車椅子利用体験を行いました。

視覚障がい疑似体験は、八街市社会福祉協議会と視覚障がい者支援団体あおばの会の皆さんが講師として、

アイマスクと白状を使用しての疑似体験と、ガイドヘルパー役の体験を行っていました。

参加した視覚障がい当事者の方の話を聞く機会がありました。


南部地域包括支援センターとしては車椅子の操作方法や、段差の介助方法などを講師として参加しました。

車椅子は知っているけど触ったことがないという子、車椅子の操作方法は勉強して体験したことがある!という子も居て様々でしたが、楽しんで学んでもらえるように努めてきました。

車椅子を自走してカラーコーンを避けたり、ロープで作った1cmほどの段差を超えたり、マットレスの段差を超えたり。

途中車椅子で遊んでしまうこともなく、みんな熱心に聞いて参加していました。

教室終了時の閉会式で笹引小学校の生徒さんからは、

「目が見えない人や車椅子の人が大変なのがわかりました」

「街で見かけたら声をかけて手助けしていきたいです」

と感想。

とても素直で明るく、元気でやさしい生徒みなさんに、たくさん元気をもらえた(吸い取られた??)時間でした!

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