アールブリュット☆創作活動

2020.08.20
生活クラブ風の村重心通所さくら

毎日猛暑が続いていますが、皆さん夏バテしていませんか?
こまめに水分補給をしながら、暑い夏を乗り切りましょうね!

さて、今日は皆さんに、芸術の秋を一足先に味わって頂きたく
アール・ブリュットの様子をお届けします。
アール・ブリュットとは、自身の内側から湧き上がる衝動のままに
表現した芸術の事で、まさに重心のメンバーさんにぴったりの
創作活動です。
重心さくらには、現在月1回木曜日に、こまちだたまお先生が
たくさんの画材を持って、いらしてくださいます。
そして、テーブルの上にたくさんの絵の具や筆、粘土、画用紙などが
準備され、メンバーさんそれぞれ思い思いの色や筆を選び、
まさに湧き上がる衝動のままの創作活動が始まります!

あるメンバーさんは、色を上手に混ぜ、オレンジやピンク、水色などで
果物や雲などを画用紙に描き、そのあと、粘土で同じ色やテーマで作品を
仕上げていました。
こまちだ先生曰く、彼の中でルーティーンがあるようで、画用紙で表現したあと
必ず、粘土でも同じ色やテーマの作品を作るようです。きっと、こだわりがあるのでしょうね!

重心さくらのメンバーさんは、ご自分で手を上手に動かせない方もたくさんいらっしゃいます。
そんなメンバーさんは、スタッフとの共同作業になりますが、使いたい色や筆の太さ、種類などは
もちろんメンバーさんに決めていただきます。
軽く肘を支えるだけで、思いのままに筆を動かしてくれる方もいらっしゃいます。
この日は、午後から眠ってしまっているメンバーさんが
手を動かせば起きてくれるかも!?という期待を胸にやってきました。
緑色が好きな方なので、スポンジ状の丸い筆に緑色の絵の具をつけ、
ポンポンと画用紙に押していくと、まるで、はらぺこあおむしのような
かわいらしい作品ができあがりました!
もう一人のメンバーさんは、花火をイメージした作品をスタッフと一緒に
仕上げていました。

残念ながら、お二人とも目を開けてはくれませんでしたが、きっと感触は
伝わっているはず!!
筆の感触、絵の具のにおい、出来上がった時の達成感など、アートを通じて
メンバーさんと共有できたら、私たちスタッフにとっても幸せな時間となるのです。
重心さくらの入り口には、今までの作品が飾られていますので
いらした際には、是非ご覧ください!

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