第3おおぞら学童「冬至とかぼちゃのおやつ」
こんにちは!第3おおぞら学童クラブです。
12月も半ばをすぎて、いよいよ冬本番…
と思いきや、急にあたたかな一日があったりして
体調の変化に気を付けながら過ごしたい、そんなきょうこの頃。
なにか子どもたちの身体のために作れるおやつはないかな…?
と支援員みんなで考え、初メニューとして提供してみました。
今回の手づくりおやつは『かぼちゃと小豆のいとこ煮』です
まずはおいしそうなかぼちゃを探すところからスタート。
近くのスーパーにて、肉厚で甘そうな、北海道産のかぼちゃを発見!
小豆は、さすがに煮るとなると一日かかるので…
生活クラブのおいしい「つぶあん」を用意しました。
こちら、甘さ控えめでしっかりお豆の味がして、本当においしいんですよ~!
支援員のあいだでも、かくれファン(?)多し( *´艸`)
そして肝心のかぼちゃですが、
炊飯器をつかうと、簡単かつ短時間で炊くことができることをご存じでしたか?
少ない水分で炊き上げるので、味も栄養もぎゅっと濃いままいただくことができます。
かぼちゃは大きめなら1/4、小さめなら1/2くらい。
角切りにし、水50cc弱、きび砂糖大1(冬のかぼちゃは甘いので入れなくてもOK)、
お塩をひとつまみ加えたら、「早炊き」モードでスイッチオン。
ほくほく、ねっとり、おいしそうに炊き上がりました~!
さて、今回かぼちゃを使ったおやつにした理由としてはもうひとつ。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」という日本ならではの風習を
子どもたちに知ってもらいたいと考えたからです。
かくいう私たち支援員も、風習じたいはなんとなく知っていても、
詳しい意味や理由までは理解していなかったため、
これを機会にみんなで勉強してみました。。
ご存じのとおり、冬至とは一年のなかで最も陽の短い日。
つまり一年でいちばん寒く、多くの人が風邪を引きやすい日ともいえます。
いっぽう、かぼちゃというのは夏の野菜ですが、昔は食材の保存技術が発達していなかったため、
保存性かつ栄養価が高い緑黄色野菜として貴重な食品だったそうです。
そんな貴重なかぼちゃを食べて栄養をつけ、風邪を予防するという考えから、
冬至に食べる習慣が生まれたとされているようです。
また、小豆のような赤いものは邪気を払うと考えられていたことから、
冬至には小豆の入ったお粥を食べるという地域もあるようです。
そんなかぼちゃと小豆を一緒に炊き上げたのが「いとこ煮」。
なぜ“いとこ”煮というの?という質問が、子どもたちからもあがっていましたが
由来は諸説あるようで、固い小豆から順番に入れて“追い追い”煮ることから「甥甥」、
それぞれ煮るという意味で“めいめい”を「姪姪」にかけた語呂合わせだと言われているようです。
そんな「冬至」とそれにまつわる風習についてを、「いただきます」の前に
子どもたちにもわかりやすく伝える時間をもうけました。
お話のあとはいよいよ「いただきまーす!」
かぼちゃが苦手、甘いものが苦手、というお友だちも
「風邪ひかないためなら、がんばって一口だけ食べてみる!」と挑戦してくれる姿もありました。
とても嬉しかったです(*^^*)
次回の手づくりおやつもお楽しみに!
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