1月の保健活動 「歯について」
今年度最後の保健活動は、たいよう組のお友達が歯の生え変わる時期で、「なぜ歯は抜けるの?」「こどもの歯とおとなの歯があるのはなぜ?」などの質問がありました。そこで今回のテーマは「歯について」話しました。
まず、歯は赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時からつくられます。そしてこどもは乳歯が20本、おとなは永久歯が28本生えます。
体は成長して大人になるのに 歯はいつまでも乳歯のままでいると、食べ物が歯の隙間にはさまりしっかり噛めなくなるので 丈夫な永久歯に生え変わり
本数も多くなるのです。
歯はなぜ必要なのか? 食べ物を噛むだけでなく、他に声の発音を助けたり 顔の表情を作ったり 体の姿勢やバランスを保ったり 脳に刺激を与えたりしています。歯にはたくさんの役割があるのです。
歯は人間だけでなく、他の生物にもはえています。歯が世界一多い生物はカタツムリです。1万~2万本生えています
子ども達にカタツムリの顔と歯の写真を見せると、歯が多すぎてビックリした顔をしていました
魚にも歯はあります。子ども達に「魚は虫歯になると思う?」と聞いてみると「え~虫歯になるんじゃない」「たぶん ならないよ~」といろんな反応がありました。
魚は人間のように甘い物を食べないので虫歯にはなりません。
逆に甘い食べ物を運んでいるアリは虫歯になりません。なぜならば歯がないからです食べ物をアゴではさんで運んでいます。
普段から、生物に興味がある子ども達は、真剣に聞いていました。
他にも 歯を丈夫にする食べ物は、牛乳やチーズ ヨーグルト ひじきなどがあります。話しを聞いて「家に帰ったらすぐに牛乳のむね!」と
言ってくれた子もいました。
次に「歯は自分で抜いていいの?」について話しました。基本 グラグラの歯は自然に抜けるのを待ちます。
でも自分の乳歯がぐらついていると気になってさわったり、抜きたくなります。その時は 清潔な手でやさしくさわります。
汚い手でさわったり 無理に抜いたりすると、バイキンが入ったり出血したりするので気をつけることを話しました。
今年度の保健活動は、今回で終了です。
1年を通していつも楽しみにしてくれていた子ども達、保健活動の後に「お話ししてくれてありがとう」とお礼を言ってくれる子もいました。
そしてすぐに行動に移してくれました。これからも自分の体について興味を持ち、「なぜ?どうして?」の気持ちを大切にして欲しいと思います。
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