ぼく、わたしのおみこし太鼓

2021.10.19
生活クラブ風の村保育園八街

今年はコロナウイルスの影響で、保育園の秋祭りや運動会などの子どもたちが楽しみにしていた行事が中止になってしまいました。それでも、「子どもたちの興味のあることを一緒に楽しみたい。」そんな大人の思いから、自分だけのおみこし太鼓をつくることにしました。

まずは、太鼓の面になる部分をつくります。廃材を使ってダンボールに絵の具のスタンピングをしました。使いたい色を大人に伝える子や、ダンボールいっぱいになるまで集中して行う子も。

スタンピングが難しい小さいお友達は、ハンドスタンプをしました。

ヌルヌルする感触に驚いている子や興味深そうに手を見つめる子など、様々でした。

太鼓には様々な種類のものがありますが、今回は締め太鼓をつくることにしました。その紐をつける工程は、5歳のお兄さん、お姉さんにお願いしました。(24時間を置いてから作業するようにしています。)

力を借りて完成した世界に一つだけのおみこし太鼓がこちら!!

雨の日。室内で自分のおみこし太鼓を背負ったり、叩いて音色を楽しんでいると・・・

「わたしがつくったのはどこ?」「〇〇さんのつくったんだよ!」とお兄さん、お姉さんがおみこし太鼓を見に来てくれました。

おみこし太鼓を背負った嬉しそうなそらぐみさんの姿を優しい、温かい目で見つめている5歳の女の子もいました。

こんな世の中で、今まで通りの生活ができないところもあるけど、アイディア次第で楽しめることはあって、あそびも広がっていくのだなと思いました。そして、様々な年齢の子たちとの繋がりをつくり、刺激を受け合うことができたらいいなと改めて感じた出来事でした。

今日も自分だけのおみこし太鼓を背負って元気に園庭にしゅっぱ~つ!!

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