Mさん ベトナム出身
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日本に来たきっかけ
私はベトナムで短期大学を卒業し、卒業後は銀行関係の仕事をしていました。日本に来ることになった一番のきっかけは、兄の存在です。兄が先に日本の名古屋で生活していて「日本に来てみたら?」と言われ、日本の話を聞くうちに、「私も一度、日本で暮らしてみたい」と思うようになりました。
最初は、はっきりした目標があったわけではありません。ただ、「日本で生活する経験をしてみたい」「自分の世界を広げたい」という気持ちが強くなっていきました。
最初は宮崎県で5年間過ごしました。働きながら1年半ほど日本語学校に通い、専門学校を経て介護の仕事に就くことになりました。
言葉や文化の違いに戸惑うことも多く、決して楽ではありませんでしたが、「ここでしかできない経験だ」と思い、前向きに取り組みました。
日本での生活と家族
日本は景色がキレイですね。特に秋。高尾山で紅葉を見たのですがとても美しかったです。雪も見たいと思い、岐阜に行ったのですが残念ながら雪が無くて雪景色は見られませんでした。
漢字は好きですが、カタカナの発音が難しいですね。あと文法も。
日本で生活する中で、たくさんの出会いがありました。日本語の勉強をする中で、今の夫と出会い、結婚しました。日本で家庭を持つことになるとは、来日した当初は想像もしていませんでした。
妊娠中だった2024年に千葉に引っ越してきて、出産後の2025年に風の村に入職しました。
今、一番の悩みは、子どもと離れて暮らしていることです。子どもは今、ベトナムで家族と一緒に生活しています。本当は、毎日そばにいて成長を見守りたいです。でも、手続きや生活の準備のため、今は離れて過ごしています。
それでも、「来年には日本に来られる予定」という目標があります。その日を楽しみに、仕事も生活も頑張っています。家族の存在が、私にとって一番の原動力です。大変なことがあっても、「家族のために頑張ろう」と思えます。
介護の仕事を選んだ理由
日本で仕事を考えたとき、「長く続けられる仕事がしたい」と思いました。日本は高齢者が多く、これからも介護の仕事は必要とされると感じました。
学生の頃、介護のアルバイトをした経験があります。その時に感じたのは、「人の役に立っている」という実感でした。利用者さんから「ありがとう」と言われたとき、とても温かい気持ちになったことを覚えています。
介護の仕事は、体力も気力も必要で、簡単な仕事ではありません。それでも、人の生活を支える大切な仕事だと思っています。迷いもありましたが、「自分にはこの仕事が合っているかもしれない」と感じ、介護の道を選びました。
日本とベトナムの介護の違い
ベトナムでは、高齢者の世話は家族がするのが当たり前です。施設に入ることはあまり多くなく、特に長男が親の面倒を見る文化があります。そのため、日本に来て、介護施設や訪問介護の仕組みを知ったときは、とても驚きました。
日本の介護は、制度が整っていて、細かいところまで考えられていると感じます。利用者さん一人ひとりに合わせた支援があり、「ここまで考えるんだ」と思うことも多いです。
日本で介護を学ぶ中で、「この経験は、将来きっと役に立つ」と感じるようになりました。いつかベトナムに帰ることがあれば、日本で学んだ介護の考え方を伝えたいと思っています。
仕事の大変さとやりがい
現在は訪問介護の仕事をしています。訪問介護で一番大変なのは、移動です。特に夏の暑い日は、体力的につらいと感じることがあります。
また、外国人ということで、最初は不安になることもあります。「ちゃんと伝えられるかな」「失礼にならないかな」と、訪問前は緊張します。でも、利用者さんがゆっくり話してくれたり、紙に書いて説明してくれたりすることもあります。
そうしたやさしさにふれると、「この仕事をしていてよかった」と思います。少しずつ信頼関係ができて、笑顔で迎えてもらえるようになると、大きなやりがいを感じます。
これからの目標とメッセージ
以前は、通訳の仕事に興味を持っていました。今はまだ自信がなく、具体的な行動には移せていませんが、医療や介護の通訳には、今も関心があります。
将来については、まだはっきりとは決めていません。でも、日本で学んだこと、経験したことは、どこに行っても自分の力になると思っています。
外国人として働くことに、不安を感じる人も多いと思います。私もそうでした。でも、周りに支えてくれる人がいれば、安心して働けます。大変なこともありますが、私は介護の仕事を選んでよかったと思っています。
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