宮川 沙綾 Miyakawa Saaya
日々の保育がその子の中で
気持ちのいい時間になっているのだなと感じられると
やりがいになります。
足りない部分をフォローしながら一緒に働いてくれる職場
私が保育園佐倉東に入職したのは2018年です。それまでは飲食店や販売業の仕事をしていて、いわゆる“手に職”というものがなく、何か資格を取って専門的な仕事につきたいなと考えていました。子育てをしていたことや小さい時に幼稚園の先生に憧れていたこともあって、「もしかして、保育士になれたら楽しいかも?」と思ったのがきっかけですね。ちょうどその時期に同年代の友人が、一からのスタートで看護師免許を取ろうと勉強を始めたことにも影響を受けました。やっぱり年齢のことや保育の学校に行っていないことが気になっていたのですが、その友人から「歳なんて関係ないよ!」と言われて、説得力もあったし、確かにそうだなと感じ、私も保育士になることを決心しました。ちょうど30歳くらいの時です。その時が人生で一番勉強したと思います(笑)
実際に入職してからも、実践の経験がないので、わからないことや不安な部分は大きかったのですが、同僚のみなさんが教えてくださいました。すごく為になりますし、いつも勉強させていただいています。中途採用で言うと、私のように経験がない場合、もしくは経験があってもブランクがある方なども、足りない部分をフォローしながら一緒に働いてくれる環境です。自分ができなくても、他の人がやってくれたり教えてくれたり。だからすごく自信にも繋がりますし、働いているみんなが褒め上手なんですよね。それですごく救われている部分もあります。
お休みの日にこどもが保育園を思い出してくれる
休み明けなど、保育園に行きたくないって、泣いてしまう子って多いのですが、時にはお休みの日に「早く保育園行きたい」や「さあやさん何しているのかな?」と休みの日に言っていたことを親御さんから伝えられることがあり、その時は嬉しいですね。お休みの時に私のことを思い出してくれていたって聞くと、日々の保育がその子の中で気持ちのいい時間になっているんだなとやりがいに感じます。
また、ドキュメンテーションという、クラスで流行っていることや今日やったことなど、日々の一部を切り取った写真を貼り出して保護者に共有できるスペースがあるのですが、普段見られない姿に喜んでいただいたり、貼り出している写真をスマホで撮影している姿をみたりすると、撮ってよかったな、載せてよかったなと私も嬉しく感じます。
園だよりやクラスだよりもそうですが、普段見られない姿を見て、「こんな風に過ごしているんですね」などと感想をいただくと、そこから色々とお話しもできますし、こどもとの関わりに繋がっていくこともあるので、それもやっていてよかったなと感じることです。
こどもを引き寄せる言葉のボキャブラリー
例えば、こどもが登ってはいけないところに行ってしまった時、普通であれば「危ないよ」「登らないで」と注意するように声をかけるところですが、主任は「降りられるかな?」とか「こっちにおいで」という言葉でこどもを引き寄せることができるんですね。初めてそういったシーンを目の当たりにした時は感動しました。そういう言葉って咄嗟には出てこないんです。
日頃の遊びの中でも、こどもの言葉を聞き出す引き出しがたくさんあって、いつもすごいなと思います。なんでそんな言葉が浮かぶんだろう?と感じますね。そういう上司の保育を目の当たりにしているからこそ、自分のボキャブラリーが少ないことに気がつきました。主任の保育を見て、そういう風に言い替えることができるんだっていつも勉強になります。
もちろん働きやすさを重視される方が多いと思うのですが、保育園佐倉東は、新卒・中途関係なく、本当に居心地がいいですし、自分の意見を認めて受け入れてくれます。それこそ、私のようにこどもがいて子育てしながら働きたい場合でも、働きやすい制度が備わっています。私自身がそうですが、働いていて勉強になることがとても多いですし、先輩も同僚もみなさんの温かいところが魅力です。
働きやすい環境は揃っていると思うので、主婦の方でも、ブランクがある方でも、気になる方は是非応募していただきたいです。