Yさん ベトナム出身

日本に来たきっかけ
私はベトナムで看護の専門学校を卒業しました。学生の頃から、「いつか外国で働いてみたい」という気持ちがありました。特に日本は、文化や生活がとても丁寧な国だというイメージがあり、ずっと興味を持っていました。
正直に言うと、アニメの影響も大きかったです。名探偵コナンが好きで、「この国では、どんな人たちが、どんな暮らしをしているんだろう」と思うようになりました。
日本に来る前は、約1年半、日本語の勉強をしました。でも、実際に来日したときは、思っていた以上に大変でした。言葉も文化も違って、不安な気持ちでいっぱいでした。それでも、「自分で決めた道だから、簡単にあきらめたくない」と思い、日本での生活をスタートしました。最初は戸惑うことばかりでしたが、少しずつ、日本での暮らしに慣れていきました。
日本での生活と家族
最初に働いたのは新潟県で6年ほど過ごしました。雪の多い地域での生活は初めてで、とても印象に残っています。寒さは大変でしたが、人がやさしくて、「がんばろう」と思えました。
その後、結婚をきっかけに千葉へ引っ越しました。結婚してからすぐに一緒に住めたわけではなく、約1年間は別々の生活でした。その時は、寂しさを感じることもありましたが、「今は仕事をがんばる時期」と気持ちを切り替えていました。
今は子どももいて、家族で過ごす時間が何より大切です。休日には、動物園や水族館に行きます。子どもが{さかな!さかな!」と言って目を輝かせて喜ぶ姿を見ると、「日本に来て、本当によかった」と思います。仕事と家庭の両立は簡単ではありませんが、家族の存在が私の支えです。
介護の仕事を選んだ理由
日本に来る前は、「人の役に立つ仕事がしたい」と思って看護師として働きたいと考えていました。しかし、日本で紹介された仕事は介護でした。最初は、「自分にできるのかな」と不安でしたし、看護と介護の違いにも戸惑いました。
実際に働き始めてみると、業務内容や考え方の違いに驚くことも多くありました。でも、利用者さんと関わる中で、「人を大切にする」という点は同じだと感じました。身体のケアだけでなく、心に寄り添うことが、とても大切な仕事だと思うようになりました。
最初はわからないことばかりでしたが、周りの職員さんに支えられながら、少しずつ仕事を覚えていきました。今では、介護の仕事にやりがいを感じています。
日本で驚いたこと・文化の違い
日本に来て一番驚いたことは、ゴミの分別です。燃えるゴミ、燃えないゴミ、びん、かん、ペットボトルなど、細かく分かれていて、最初は本当に大変でした。何度も確認しながら出していました。
また、日本はとても静かで、街がきれいだと感じました。ベトナムでは、たくさんの人たちが道端話をしていてにぎやかな国なので、最初は少し不思議な気持ちでした。でも、この静かさやルールを守る文化は、日本の良さだと思います。
今では日本の生活にも慣れて、千葉での暮らしはとても快適です。文化の違いに戸惑うことはありましたが、その一つ一つが学びになっています。
私は日本の文化にも興味があり、新潟のお祭りを見に行ったり、東京や佐渡にも旅行に行きました。千葉では娘と動物公園に良く行きます。
仕事のやりがいと大変さ
現在は訪問介護の仕事をしています。訪問介護は、天候に左右される仕事です。暑い日も寒い日も、雨の日もあり、体力的に大変だと感じることがあります。
それでも、利用者さんとの関わりが、私のやりがいです。最初は距離を感じていた方が、少しずつ心を開いてくれたり、名前を覚えてくれたりすると、とてもうれしくなります。「あなたが来ると安心する」と言われたときは、この仕事をしていてよかったと思いました。
介護は決して楽な仕事ではありません。でも、人の生活を支える、大切な仕事だと感じています。
私はバイクで職場まで通っているのですが、一度エンジンがかからなくなってしまったことがあって、職場の人に助けてもらいました。
他にも風の村の職員の皆さんには色々サポートしてもらっています。
子どもの健康診断について相談したり、大好きなコナンのDVDをもらったり(笑)、何か困ったことがあればすぐに相談できるのはとてもありがたい環境です。
これからのこと・メッセージ
将来については、まだはっきりと決めていません。日本で働き続けるのか、いつかベトナムに帰るのか、正直わからないです。
でも、どこにいても、家族と一緒に安心して暮らせることが一番大切だと思っています。日本で働く中で、たくさんの経験をさせてもらいました。
外国人だから不安に感じることもあると思います。でも、支えてくれる人がいる職場なら、安心して働けます。私はこの職場で働けて、本当によかったと思っています。
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