石井さん

自分も含め職員にもご利用者様にも笑顔の輪が広がり、
笑い声が飛び交う環境を作れたらいいなと思いますね。
行事を通して生きがいを持ってほしい
小規模作草部では季節の行事を大切にしています。お正月には近くの神社に初詣に行ったり、節分をしたり。たとえ認知機能が低下しても、行事を通して季節感を感じて四季を大切にしていただけるように工夫しています。行事は職員間で担当月を決めていて、私は9月の敬老の日を企画しました。ご利用者様お一人おひとりに賞状を渡して表彰し、皆さんに日頃の感謝を伝えました。賞も「表情豊かで賞」「笑顔が素敵で賞」というようにクスっと笑ってもらえるような名前にしましたね。それを持ち帰ったご利用者様が、ご家族に作草部で賞状をもらったとお話しされたみたいで、ご家族から賞状を持ったご利用者様の写真をいただいたことがあるんです。自分の企画した行事でこんなにも喜んでくださってすごく嬉しかったですし、準備はなかなか大変でしたけど頑張って良かったなと思えました。
また季節の行事の他にレクも行っています。朝食前、夕食前に動画配信サイトをTVに流して、ご利用者様と一緒に体操したり、みんなで風船バレーをしたり、一緒に塗り絵をしたりしています。ご利用者様が楽しんでいる姿を見ると自分も楽しくなりますね。
周りを頼りやすい環境
日々の職員の皆さんにはいつも助けられているなと思います。仕事に追われてバタバタしている時はやはり余裕がなくなります。そのようなときに帰宅願望の強いご利用者様に「帰りたい」と話しかけられた時があり、焦った気持ちになってしまいました。その話を他の職員に話すと共感してくれたり、「こんな風に対応するといいよ」とアドバイスをいただけたりしたため、気持ちが楽になりましたし、勉強になりました。また、年齢の近い職員もいますがベテランの職員もいます。ベテランさんなので少し年齢は離れていますが、皆さん優しいですし何でも話せます。今でもついつい頼ってしまいますね。
その分自分も笑顔でご利用者様や職員と接することを意識しています。笑顔で接していると自然とご利用者様の笑顔も増え、良い関係性も築きやすくなりますし、何より自分のモチベーションにも繋がります。自分も含め職員にもご利用者様にも笑顔の輪が広がり、笑い声が飛び交う環境を作れたらいいなと思いますね。
これからの目標
まず目先の目標は国家試験に合格することですかね。資格があった方が業務の幅も増えますし、福祉の仕事を続けていくにあたって知識が必要な場面が増えてきますから、知識を蓄える意味でも資格はほしいです。介護技術を磨くために今はマイスターの研修も受けていて、実技の面でも力をつけていきたいと思います。
実は福祉を専攻したきっかけは親に勧められたからで、福祉の道に進みたかった特別な理由があったわけではないんです。ですが勉強していくうちに高齢分野や障がい分野に興味が出始め、今風の村で働いています。就活の始めのうちは、分野を絞らずいろいろな業界を見て、最初は関心がなかったけれど、思わぬ魅力を感じる業界を見つけてほしいなと思います。そして、福祉業界に魅力を感じ、風の村を選んでいただけたら嬉しいです。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!
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